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ピッコロによる協奏曲集 ボーマディエ、ランパル&フランス国立管弦楽団(日本語解説付)【CD】
ヴィヴァルディ:ピッコロによる協奏曲集ボーマディエ、ランパル&フランス国立管弦楽団日本語解説付き世界的ピッコロ奏者による歴史的快演、ここに復活。しかも指揮はフルートを知り...
ピッコロによる協奏曲集 ボーマディエ、ランパル&フランス国立管弦楽団(日本語解説付)【CD】
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CD | Piccolo Concertos: Beaumadier(Pic) Rampal / French National O | EUR輸入盤 | 発売日 : 2012/12/03 | 購入できません |
商品説明
ヴィヴァルディ:ピッコロによる協奏曲集
ボーマディエ、ランパル&フランス国立管弦楽団
日本語解説付き
世界的ピッコロ奏者による歴史的快演、ここに復活。しかも指揮はフルートを知り尽くした男、
ジャン=ピエール・ランパル! 20世紀後半、現代楽器の室内合奏団が最も輝いていた時期に
「Calliope」レーベルが放った忘れがたいレコードは、今も輝きを失わない。名手ならではの境地!
古楽器演奏というものがすっかり定着した今でも、現代楽器によるバロック音楽の演奏にはやはり独特の魅力がある・・・いうまでもないことですが、このような録音が復活して改めてかけてみると、しみじみそう思わずにおれない方もさぞ多いことでしょう。とくにローマ合奏団やイ・ムジチ合奏団、シュトゥットガルト室内管弦楽団といった20世紀半ば以来の名アンサンブルによる『四季』その他のヴィヴァルディ演奏でバロックに開眼した世代の方々は・・・たとえばロシア映画界の異才アンドレイ・タルコフスキー最後の傑作「サクリファイス」にも重厚なバッハ演奏が出てきますが、南国イタリアでは快楽芸術の天才パゾリーニ監督の「マンマ・ローマ」(1962)で、遺跡のある野原を白黒のスクリーンが映しているあいだ、壮麗なヴィヴァルディの緩徐楽章が響きわたるシーンがあり、これなどは古楽器演奏では明らかに場違い、「現代楽器のバロック演奏」でなくては表現しえない叙情と哀愁があればこその感興をかきたてる場面になっていて、こういう音を肌に沁み込ませて育った脳には無条件で語りかけてくる「あの味」というのをぜひとも聴きたくなる、そんな瞬間が誰しもあるのではないでしょうか。
ここでパリの「Saphir」レーベルが復活させた音源は、かつてLP時代には高嶺の花・憧れの輸入盤としてしか接する機会のなかった「Calliope」レーベルの名録音。南仏とパリでランパル父子に師事した生粋のフランス・フルート楽派の継承者、世界的に活躍するソロ・ピッコロ奏者ボーマディエが若い頃に刻んだ決定的なヴィヴァルディ演奏。中心的な演目は、今でこそ小編成の古楽器バンド&高音用の超小型リコーダーで18世紀通りに演奏されることが多くなったRV443~445の傑作協奏曲。バッハの『ブランデンブルク協奏曲』第2番や第4番のリコーダー・パートが相当長いあいだフルートで演奏されていたのと同じく、この3曲の協奏曲も現代楽器でやるときにはリコーダーを使わずピッコロで演奏される場合が多いのですが、とにかく敏捷な歌いまわしが問われるこれらの作品のソロを、ボーマディエは艶やかな響きをぞんぶんに生かし、ピッコロという楽器が単なる最高音域のやかましい笛ではなく、とてつもなくニュアンス豊かなカンタービレをも奏でうるものだったことを痛切に印象づけてくれます(ヌーヴェルヴァーグの旗手J.L.ゴダールの『気狂いピエロ』で軽やかな逃避行の場面を彩るのも、この作品のピッコロ版)。
その比類ない名演を支え、情感あふれる美しい弦音を重ねるオーケストラを指揮しているのは、フルートという楽器を知り尽くした20世紀最大の名手ジャン=ピエール・ランパル。1997年に別途録音されたアルバムからもトラックを増やし、より小編成でフルート協奏曲原作のピッコロ版を奏でた充実演奏が聴けるのも嬉しいところ。あらためてクセになること必至の名演の連続、アマチュア・フルート奏者の世界でもますます語り継がれるべき逸品なのです。(Mercury)
【収録情報】
ヴィヴァルディ:
・ソプラニーノ・リコーダー協奏曲ハ長調 P.78, RV.444
・ソプラニーノ・リコーダー協奏曲イ短調 P.83, RV.445
・ソプラニーノ・リコーダー協奏曲ハ長調 P.79, RV.443
・フルート、2挺のヴァイオリンと通奏低音のための室内協奏曲イ短調 P.77, RV.108
ジャン=ルイ・ボーマディエ(ピッコロ)
フランス国立管弦楽団
ジャン=ピエール・ランパル(指揮)
録音時期:1979年
録音方式:ステレオ(セッション)
音源:Calliope
・2本のフルート、弦楽合奏と通奏低音のための協奏曲ハ長調 P.76, RV.533
・フルート協奏曲ハ短調 P.80, RV.440
ジャン=ルイ・ボーマディエ(ピッコロ)
フィリップ・ピエルロ(第2ピッコロ)
ラ・フォリア合奏団
クリストフ・ポワジェ(ヴァイオリン、指揮)
録音時期:1997年
録音方式:ステレオ(セッション)
音源:Calliope
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