Yes Feeling【CD】

クラシック・ソウルとコンテンポラリーR&B、ヒップホップ、レゲエが咲揃うブルックリンの秘密の花園からとれたスウィートな蜂蜜。ロバータ・フラックやメイシー・グレイ、オマーも賛辞を惜しまないレディ・ソウルの新生、ハニー・ラロシェル！

Mellissa Mya LarochelleことHoney Larochelleは、ヴァンクーバーで生まれ、テキサスで育ち、フロリダに越し、現在はブルックリンを拠点に活動するシンガー。これまでにThe Brand New Heavies、Joss Stone、Omarなど、多くの著名なシンガー／バンドのバック・シンガーやソングライター、アレンジャーとして活動。裏方としての仕事と同時にソロとしてのキャリアを築くため、自らが最も心惹かれ、ホームと感じるサウンドを探求。そして発見した音楽が、クラシック・ソウルとコンテンポラリーR&B、ヒップホップ、レゲエ・ミュージックの、温かくもエッジの効いたマッシュ・アップだという。2011 年に、ミックス・テープ『Clean Lust And Dirty Laundry』をリリース。同作には、Lions Share (Anthony Hamilton、
Pharoahe Monch)、Caviar (T.I)、Pharfar (Beenie Man)といったプロデューサーが参加し、ソウル・ミュージック愛好家の間で話題を呼ぶ。このたびリリースされる、彼女にとって初のオフィシャル・アルバムとなる『The Yes Feeling』は、ソウル・ミュージックの Fun＆Sexyな側面に居心地の良さを感じるという彼女の言葉通りの、ソウル・ミュージック・ラヴァーの琴線に触れる素晴らしい内容に。
22 秒のイントロダクション（1）“Bee Intro”を終えた後に聴こえてくる（2）“Heaven”は、しなやかな声が聴き手を天国へと誘う、60’sソウルのスウィートな部分を巧みに汲み取った素晴らしい 1 曲。一転して（4）“Hey Love”は、ロックのテイストを加味し、感動的な盛り上がりを魅せる出色の楽曲で、続く（5）“Canadian Girl”は、カナダで生を受けた自らのバイオグラフィを語った曲で、ヒップホップとレゲエがフュージョンしたビートとラガ風味のヴォーカルで見事に歌い上げる。まさに、彼女のプロフィールの冒頭に置かれた“Funky like Chaka, Soulful like Alicia and Edgy like Lauryn”というキャッチ・フレーズ通り！　本作での Honeyは、No.1ファンク・ディーヴァの Chaka Khan のように、死ぬほどファンキーで筋肉質な歌声で瞬間的に感情を爆発させることもあれば、“No One”や“You Don't Know My Name”を弾き語りするときの Alicia Keysを彷彿させる、滋味深くソウルフルな高揚感も演出でき、そして『The Miseducation Of Lauryn Hill』の頃の Lauryn Hill ばりに、エッヂの効いたサウンドも自由自在に乗りこなす。Roberta Flack に Macy Gray、N’dea Davenport、Eric Sermon、そしてOmarと、彼女とステージを共にしたミュージシャンはみな、彼女の歌声とスタイルに惚れてしまい、その才能を褒め称える。もちろん、このアルバムを聴いた人も同様に、彼女の虜になってしまうに違いない。これからのレディ・ソウルを牽引する逸材、Honey Larochelle、ソウル・ミュージック好きはお見逃しなく。
（メーカーインフォメーションより）