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- 発売日:2017/01/18
- レーベル:Alba *classic*
- カタログNo.:ABCD399
- 組み枚数:1枚
- 発売国:Europe
- フォーマット:SACD
SACD
ピアノ協奏曲集、セーデルグラン歌曲集 ヘンリ・シーグフリードソン、モニカ・グロープ、ユハ・カンガス&オストロボスニア室内管弦楽団【SACD】
フィンランドの作曲家ノルドグレンの「哲学」を感じる1枚「音楽は、孤立した『人工的』な芸術品ではない。だから、日々の生活や、目で見て、経験して、感じるといったあらゆることと...
ピアノ協奏曲集、セーデルグラン歌曲集 ヘンリ・シーグフリードソン、モニカ・グロープ、ユハ・カンガス&オストロボスニア室内管弦楽団【SACD】
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商品説明
フィンランドの作曲家
ノルドグレンの「哲学」を感じる1枚
「音楽は、孤立した『人工的』な芸術品ではない。だから、日々の生活や、目で見て、経験して、感じるといったあらゆることと作曲を切り離すことはできない。作曲は、言葉よりも的確に自己を表現するために必要な手段であり、他の人たちとコミュニケーションを図る方法だ」。フィンランドの作曲家ノルドグレンは1976年にこう語り、その「哲学」を生涯変えることがなかったといわれます。彼の最大の理解者のひとり、ユハ・カンガス[1945-]とオストロボスニア室内管弦楽団によるシリーズ。ノルドグレンの作品の中で重要な位置を占める協奏曲の2曲と、彼のジャンルでは数少ない歌曲集が取り上げられました。
ピアノ協奏曲第2番はオウルンサロ音楽祭の委嘱作。弦楽の各パートを分割するオーケストレーションと打楽器の効果的な使い方によって「室内管弦楽団」の規模を超える表現をめざしたドラマティックな作品です。スウェーデン系フィンランドの詩人エーディト・セーデルグランの詩による2つの歌曲集のうち2003年の作品は、「神々はどこにいるのか」「神々がやってくる」「嵐」「変身」の4つの詩を劇的、論理的な流れに構成。ハープを加えた弦楽オーケストラのために作曲されました。2007年の初演と同じモニカ・グロープが歌います。『左手のためのピアノ協奏曲』は舘野 泉の委嘱により作曲されました。「旅に出た夫に捨てられたと思い、悲しみと怒りの末に死んでしまった女。戻ってきた男は、妻に八つ裂きにされるのではないかという恐怖に襲われる・・・」。小泉八雲の「影(Shadowings)」に収められた「死骸にまたがる男(The Corpse-Rider)」に基づく標題音楽です。「オープニング、第2ヴァイオリンが第1ヴァイオリンよりも半音低く調弦され、彼のこれまでのどの作品よりも幽霊っぽい雰囲気を醸し出す。骨まで凍りつきそうな泣き声をあげる打楽器。ピアノの最初の音楽は、恐怖にめざめた男の感情を表現すると考えられる・・・」(カレヴィ・アホ)。
2つのピアノ協奏曲のソリストは、フィンランドのヘンリ・シーグフリードソン[1974-]。2005年にボンで開催された第1回国際ベートーヴェン・コンペティションで第1位と聴衆賞を受賞、室内楽特別賞を共同受賞、パルムグレンの3曲のピアノ協奏曲とユッカ・リンコラの第1番の協奏曲をAlba Recordsに録音しています。(輸入元情報)
【収録情報】
ノルドグレン:
1. ピアノ協奏曲第2番 Op.112 (2001)~ピアノ、弦楽と打楽器のための
2. エーディト・セーデルグランの詩による歌曲集 Op.129 (2003)~メゾ・ソプラノ、弦楽とハープのための
3. 左手のためのピアノ協奏曲 Op.129 (2004)~左手のピアノと室内管弦楽のための
ヘンリ・シーグフリードソン(ピアノ:1,3)
モニカ・グロープ(メゾ・ソプラノ:2)
オストロボスニア室内管弦楽団
ユハ・カンガス(指揮)
録音時期:2015年5月22,23日(2)、25,26日(1,3)
録音場所:フィンランド、コッコラ、スネルマンホール
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
制作・録音:サイモン・フォックス=ガール
SACD Hybrid
CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD 5.0 SURROUND
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