「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
- 発売日:2017/06/16
- レーベル:Rhino
- カタログNo.:8122.794075
- 組み枚数:1枚
- 発売国:Europe
- フォーマット:CD
CD
Trane: The Atlantic Collection【CD】
偉大なるジャズのイノベータ―、ジョン・コルトレーン。昨年生誕90周年を迎えた彼の人生と音楽的足跡を追ったドキュメンタリー映画『CHASING TRANE: THE JOH...
Trane: The Atlantic Collection【CD】
- 発送可能日: 購入できません
- 納期/配送の目安について
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
曲目
- ディスク1
- My Favourite Things, Pt. 1 [Single Version]
- Like Sonny
- Cousin Mary
- Giant Steps
- Central Park West
- Equinox
- Naima
- My Shinning Hour
商品説明
偉大なるジャズのイノベータ―、ジョン・コルトレーン。昨年生誕90周年を迎えた彼の人生と音楽的足跡を追ったドキュメンタリー映画『CHASING TRANE: THE JOHN COLTRANE DOCUMENTARY』が、4月14日からアメリカで公開されジャズ・ファンの間のみならず話題を集めている。「PEACE BED アメリカVSジョン・レノン」を手掛けた ジョン・シャインフェルドが監督を務めるこの映画には、デンゼル・ワシントンがジョン・コルトレーンの言葉を朗読している他、アメリカ元大統領ビル・クリントンやソニー・ロリンズ、コモンなどが出演している。
そのドキュメンタリー映画の公開に合わせ、ジョン・コルトレーンの決定盤とも呼べるニュー・コレクションが発売となる。コルトレーン、アトランティック時代の音源を選りすぐった本作品『TRANE: THE ATLANTIC COLLECTION』には、マイルス・デイヴィスの『A KIND OF BLUE』に参加した後、アトランティックと契約し、バンドリーダーとしてのキャリアを歩み始めた彼の足跡を追った1枚である。実際彼がアトランティックに在籍していたのは、59年1月~61年5月までの2年4ヶ月間だったが、その間彼は次々と革新的な作品を世に送り出していった。
例えば、光のように凄まじい速さでコード・チェンジする奏法から「シート・オブ・サウンド」と呼ばれた『GIANT STEPS』のタイトル・トラックから、1959年から60年代にかけて行なわれた3セッションからベスト・テイクを厳選した秀作『COLTRANE JAZZ』からは、「Like Sonny」や「My Shining Hour」、そしてブルースを題材に、実験的試みを繰り広げたレギュラー・カルテットを代表する人気盤『COLTRANE PLAYS THE BLUES』からは「Mr. Syms」、そのアルバムのセッションと対を成す『COLTRANE'S SOUND』からは「Equinox」、さらにモダン・ジャズの金字塔的作品のタイトル・トラックで、コルトレーンがソプラノ・サックスを奏でる人気曲「My Favorite Things」まで、この『TRANE: THE ATLANTIC COLLECTION』には、コルトレーンを知る上で絶対外せない「必須」の9曲が収録されている。
またアルバムのライナー・ノーツで、ジャズ評論家Ben Ratliffはこの作品についてこう綴っている:「この46分にも亘る、ロマンティックで目的をもった、それでいてどこか神秘的な音楽のコレクションを聴けば…衝撃的なまでにオリジナルで、知的なサウンドというものが、はっきりと見えてくるだろう」
人間的にも非常に崇高でスピリチュアルであると同時に、自由な発想でジャズの常識をくつがえし、卓越したスタイルを築いた偉大なイノベーター、ジョン・コルトレーン。アトランティックに在籍していた時期は、彼にとってはたったの2年4か月だったかも知れないが、ジャズの歴史において大いなる一歩となった。その歴史を知るには格好の入門編が本作『TRANE: THE ATLANTIC COLLECTION』である。(輸入元情報)
アーティスト紹介
John Coltrane
1926年9月23日に生まれたジョン・コルトレーンは、1950年代初頭Dizzy Gillespieのバンドから本格的なジャズ活動を開始、1955年、心機一転を狙ったMiles Davis Quintetに入団、初めのころの非難轟々の時期を乗り切って、1956年の「マラソン・セッション」のころには個性を確立しつつあった。 この歴史に残る4枚の作品に参加しえたことが、ジャズファンにとってはコルトレーンを記憶にとどめる初めの一歩になったことは幸運だった。
1926年9月23日、アメリカ合衆国ノースカロライナ州ハイポイント生まれ。10人兄弟の二番目で、家族は音楽に親交が深かった。父親はオルガニストで、母親は歌手だった。幼少期から音楽に親しんで育ち、テナーサックスを演奏するようになる。
1943年に高校を卒業した後、コルトレーンはアメリカ海軍に入隊、音楽隊で演奏。その後、1946年に除隊してフィラデルフィアに戻り、ディジー・ガレスピーのバンドに加入する。この経験が彼の音楽キャリアの出発点となり、才能を開花させる機会となった。1955年、コルトレーンはマイルス・デイヴィスのバンドに加入。デイヴィスのアルバム『Round About Midnight』などに参加。その後、コルトレーンは自身のバンドを結成し。彼のバンドには、ピアニストのセロニアス・モンク、ベーシストのジミー・ギャリソン、ドラマーのエルヴィン・ジョーンズなど、優れたミュージシャンたちが参加した。
コルトレーンは、モード・ジャズと呼ばれるスタイルの先駆者としても知られている。彼は、アルバム『Giant Steps』(1960年)や『My Favorite Things』(1961年)などのレコーディングで、モード・ジャズの要素を取り入れた作品を発表。また、彼の音楽はフリー・ジャズの要素も含んでおり、即興演奏における自由な表現を追求した。一方で、コルトレーンは音楽的な探求だけでなく、精神的な探求にも熱心だった。宗教的なテーマに取り組み、アルバム『A Love Supreme』(1965年)では、神への讃歌として知られる壮大な作品を制作した。コルトレーンは短い生涯だったが、その音楽はジャズの領域を広げ、数々のミュージシャンに大きな影響を与えた。彼は1967年7月17日に胆管癌を患い、40歳で帰らぬ人となった。
コルトレーンの音楽は今日でも多くの人々に愛され続けている。彼の名前は、ジャズ史上最も偉大なサックス奏者の一人として永遠に刻まれている。
(メーカー・インフォメーションより)
特典・視聴・HMVユーザーレビュー
- ※リンク先はHMVのサイトとなります。
※ 一部の商品はHMVより販売業務の委託を受けています。