歌劇『亡霊の島』全曲　ヘルマン・マックス＆ダス・クライネ・コンツェルト、ウルリケ・シュタウデ、マルクス・シェーファー、他（2002　ステレオ）（2CD）【CD】 2枚組

ライヒャルト：『亡霊の島』（2CD）

ケーニヒスベルク生まれの作曲家ヨハン・フリードリヒ・ライヒャルト。リュート奏者の父のもとで少年時代から音楽を学び、10歳の時には神童として東プロイセンに演奏旅行に出かけるなど、早くから活動をしていました。1775年にハインリヒ・グラウンの後任としてプロイセン王国宮廷楽長に任命されましたが、その2年後には辞めてしまい、フランツ・ベンダの娘ユリアーネと結婚、作曲家としての活動に没頭しました。最初のうちはゲーテの詩を用いた歌曲で名声を博していましたが、1790年頃からはジングシュピールの作曲に力を注ぎ、1798年にベルリンの歌劇場で初演された『亡霊の島』は賛否両論を巻き起こすも、最終的にゲーテが作品を擁護したことで立ち位置が確定、その後は「ジングシュピールの作曲家」として成功し多数の作品を作曲。すっかり歌曲の作曲はやめてしまったため、有名な詩集「子供の不思議な角笛」が献呈されたときも、彼はこの詩集に曲をつけることはありませんでした。（輸入元情報）

【収録情報】
● ライヒャルト：歌劇『亡霊の島』全曲

　ウルリケ・シュタウデ(ソプラノ)
　ロメリア・リヒテンシュタイン(ソプラノ)
　マルクス・シェーファー(テノール)
　エッケハルト・アーベレ(バス・バリトン)
　バーバラ・ハンニガン(ソプラノ)
　トム・ソル(バス)、他
　ライニッシェ・カントライ
　ダス・クライネ・コンツェルト
　ヘルマン・マックス(指揮)

　録音時期：2002年
　録音方式：ステレオ（デジタル）