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商品説明
サウンド・アーティスト/即興演奏家のすずえりは1990年代に音楽活動をスタートさせ、コンサート、展示会、インスタレーションと広範な活動を続けている。本アルバムで聴かれるようなアップラ イト・ピアノと自作装置を組み合わせた演奏を始めたのは、2000年代後半。その組み合わせによるコンサートをこなしていく中で、2010年代には、すずえり独自のスタイルとして即興/実験音楽ファンの間で広く知られ、評判を得るようになっていく。Ftarriレーベルからは、アップライト・ピアノ+自作装置を使ったすずえりのFtarriでのライヴ演奏を収録したCDが、既に3枚出ている。秋山徹次(ギター)、大城真(自作楽器)とのトリオと、さらに英国のドラマーRoger Turnerを加えたカルテットによる2013年の演奏を収めた『Live at Ftarri』、すずえりと香港のサウンド・アーティストFiona Leeの2017年の各ソロ演奏をカップリングした『Ftarri de Solos』、2018年の大城真とのデュオ演奏を収録した『Duo』。これらがすべてライヴ録音であるのに対し、 今回遂に、決定版とも言えるスタジオ録音によるすずえりのソロ・アルバムがリリースとなった。 2019年2月、エンジニアとしても定評のある大城真のスタジオでの録音、25分超の2曲を収録。
上下の前板を外して内部がむき出しとなったアップライト・ピアノには、小型扇風機、モーター、ラジオ、その他が取り付けられたり置かれたり、周囲に配置されたりして、それら自体が音を発し、 さらにはそれらがピアノの弦や鍵盤と接触して、数秒ごとに反復的に、あるいは持続的に音を出す。それらいくつもの音が重なり合い渾然一体となって下地のように空間を埋めたところで、すずえりがピアノの鍵盤を両手で叩きつけるように力強く執拗に音塊を繰り出していく。濃密な音楽的創造力が慌ただしさと乱雑さと一緒くたになった、すずえりの不思議な魅力が充満したアルバム。
なお、本CDの紙ジャケットもすずえり作品の一部である。彼女はジャケットのデザインも担当し、 そのうえ、背付き4面ジャケットと日英語のライナーノート(文:金子智太郎、翻訳:すずえり+Jonathan Kemp)をA3サイズの厚紙にレイアウトして業者に印刷を依頼。そして納品になった厚紙全部数を、自らカットし組み立てている。(販売元情報)
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