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- 発売日:2020/08/30
- レーベル:ライス
- カタログNo.:FLR6042
- 組み枚数:1枚
- 発売国:Japan (国内盤仕様)
- フォーマット:CD
CD
Tabla Tarang: Melody On Drums【CD】
Pandit Kamalesh Maitra / Trilok Gurtu
THE WORLD'S MUSICAL TRADITIONSシリーズ 第2弾メロディを奏でるインドの古典打楽器“タブラ・タラン”の最後のマスター!世界へと拡散すべき数多の...
Tabla Tarang: Melody On Drums【CD】
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商品説明
THE WORLD'S MUSICAL TRADITIONSシリーズ 第2弾
メロディを奏でるインドの古典打楽器“タブラ・タラン”の最後のマスター!
世界へと拡散すべき数多の音楽文化や、有効に活用されている文化遺産(生きている遺産)のアーカイヴ化を目指し、ベルリン文化庁協力の下フォード財団からの助成金を受けて1963年に設立されたのが、インターナショナル・インスティテュート・フォー・トラディショナル・ミュージック(以下:IITM)という団体でした。そのIITMは1996年に解散してしまいましたが、その意を汲んでアーカイヴした音源をいまも現行商品としているのが、米国の人気レーベル“スミソニアン・フォークウェイズ”の“THE WORLD'S MUSICAL TRADITIONS”というシリーズです。ライス・レコードではそのシリーズを数回に分けて紹介してゆくことにいたしました。
インドに息づく古典音楽のうち、北インドで親しまれてきたのが“ヒンドゥスターニー音楽”と呼ばれるもの。ラヴィ・シャンカールでお馴染みのシタールや、ザキール・フセインで知られるタブラといった楽器による演奏が特に有名ですが、本作で紹介しているタブラ・タランという楽器の演奏は、これまであまり紹介されてきませんでした。
タブラ・タランは個別にチューニングされた10~16個の太鼓を、演奏者の周りを囲むようにセッティングされた打楽器セットを意味します。ちなみにタランは「波」という意味で、タブラでありながらリズムだけでなくメロディも同時に奏でることができます。本作の主人公のひとり、パンディット・カマレシュ・マイトラ(1928 - 2005)はそのタブラ・タランの最後のマスターとして知られた音楽家。50年代にインドのダンサー兼振付家のウダイ・シャンカールのバレー団に所属し、タブラやタブラ・タランの演奏を披露するように。さらに74年にはジョージ・ハリスンの北米ツアーにラヴィ・シャンカールらと共に参加した彼は、後にベルリンへと移住し音楽教師としても活動するようになりました。
本作はそんなマイトラの晩年である1994年に、ジョン・マクラフリンのグループでも活躍したタブラ奏者トリロック・グルトゥとの連名でドイツで録音した音源を収録したもの。通常のヒンドゥスターニー音楽ではシタールやインディアン・スライド・ギターといった弦楽器の音色が聞こえますが、ここではパーカッションの音色のみ。ただし、インド古典音楽ですのでラーガ(旋法)に則った旋律を伴った演奏がここで繰り広げられています。
聴き所は、何と言っても倍音が入り混じったタブラ・タランならではの音色から作り出されるインド風味豊かな旋律。ゆったりとした空間に流れるその響きには、他のヒンドゥスターニー音楽にはない独特のサウンドが感じられます。さらも54ページにおよぶ豪華なブックレットが付録されており、この音楽の詳しい説明が加えられています。
●日本語解説/帯付き
(メーカーインフォメーションより)
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