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『aer~大気』 トリオ・ペルトマー・フラーニェ・ペルコラ【CD】
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商品説明
楽器と時空を超えた、現代と古楽のアンビエントな交錯
中世にもキリスト教の流入がやや遅れて進んだバルト海周辺国のなかでもフィンランドは、ゲルマン系の北欧神話とは違った文化背景を持ち、スウェーデン領時代とロシア領時代に複雑な歴史をたどった国。ジャズが早くから定着し、前衛音楽でもユニークな活況が続くこの国にあって、古楽や古楽器に独特なスタイルでコミットしてきたのが、このアルバムのトリオ・ペルトマー・フラーニェ・ペルコラです。
中心にいるのはオランダ出身で北欧のプレイヤーとも共演が多く、「ECM」や「Winter & Winter」のような越境系レーベルでも活躍してきた作曲家=ピアニスト、ハルメン・フラーニェ。コンチェルト・パラティーノや、ファンタズムといった欧州最前線の古楽アンサンブルに活動拠点をもつガンバ奏者ミッコ・ペルコラ、現代・ジャズ・即興にも強い中世音楽歌手アイノ・ペルトマーらと手を携え、プリペアードを含む現代ピアノの響きがいかに古楽器のオーガニックな感触や古楽歌唱と相性がよいものだったか、驚かされる聴覚体験を提供してくれます。
ヒルデガルト・フォン・ビンゲン(ビンゲンの聖女ヒルデガルト)[1098-1179]や『モンセラートの「朱い本」』など中世音楽のレパートリーがアンビエントな響きのなか本質的な姿を失わず、楽器の素材感が心地よく伝わる音使いで構成されたオリジナル楽曲と不思議な共存をみせるプログラムは、このうえなく味わい深いもの。尖鋭的に捉え過ぎず自然体で新鮮な響きを体現してしまう、北欧最前線の古楽/現代の越境に心そそられる一枚です。(輸入元情報)
【収録情報】
1. 孤立
2. おお、智は美徳なり(ヒルデガルト・フォン・ビンゲン)
3. なんと幸いなる胎よ(ペロティヌス)
4. 誰が与えてくださるのだろうか(ウェルガス写本)
5. わたしは異国にいて(ピエ・カンツィオーネス)
6. 雨
7. 全天の皇后よ(モンセラート修道院の「朱い本」)
8. 大気
9. 道
オリジナル楽曲(1,6,8,9)
トリオ・ペルトマー・フラーニェ・ペルコラ
アイノ・ペルトマー(歌、中世ハープ、鐘)
ハルメン・フラーニェ(ピアノ、プリペアード・アップライトピアノ)
ミッコ・ペルコラ(ヴィオラ・ダ・ガンバ、歌、エフェクト、エレクトロニクス)
録音時期:2019年11月13,14日
録音場所:フィンランド、ヴァンター、聖ラウレンティウス礼拝堂
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
特典・視聴・HMVユーザーレビュー
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