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CD | クープラン氏のクラヴサン曲集~ルイ・クープランと2人の弟 ブリス・サイー(日本語解説付) | 国内盤 | 発売日 : 2021/02/12 | 購入できません |
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商品説明
ルイ・クープランと「その兄弟」?
フランスの俊英が謎多きクラヴサン芸術の真相に迫る
フランスのクラヴサン(チェンバロ)音楽といえば、1668年生まれのフランソワ・クープランが「大クープラン」として有名ですが、ルイ・クープラン[c.1626-1661]はその伯父であり、鍵盤奏者の家系として知られたクープラン一族でも最も早くからクラヴサンのための独奏曲を書き残した一人。しかし生前に曲集を出版することはなく、手稿譜を通じて後世に伝わった作品には謎も多くありました。特に重要な史料のひとつボーアン写本に収録されている曲は多くの場合「クープラン氏」とだけ記され、ルイの作品と特定できない場合もあります。彼には2人の弟がおり、大クープランの父シャルル・クープラン[1638-1679]やその兄フランソワ・クープラン1世[c.1631-c.1710]も鍵盤奏者だったため、彼らの作品がそこに交じっていても不思議はありません。
「Ricercar」レーベルに声楽・室内楽を交えた大クープラン作品集(RIC387)も録音しているフランスの俊英ブリス・サイーは、そうした前提のもと3人のクープラン兄弟全員に意識を向けつつ、ボーアン写本に含まれる「クープラン」名義の作品をいくつかの組曲にまとめるかたちで新たな録音を世に送り出しました。巨匠レオンハルトからも信頼を受けていた現代の名工エミール・ジョバンが再現した17世紀フランス南部製のクラヴサンをモデルとする銘器を用い、一音ごと味わい深い音運びでじっくり読み解かれるその音楽は、果たして3兄弟の誰のものか・・・。古楽愛好家にファンの多いルイ・クープランの録音史に新たな一歩を刻んだと言ってよいアルバムに仕上がっています。(輸入元情報)
【収録情報】
● ニ調の小品集(組曲)
1. プレリュード(1)
2. アルマンド(36)
3. クラント(42)
4. クラント(43)
5. サラバンド(51)
6. カナリー(52)
7. ラ・パストゥレル(羊飼い女)(54)
8. シャコンヌ(55)
9. ヴォルト(53)
● パヴァーヌ 嬰ヘ短調 (121)
● ホ-イ調の小品集(組曲)
1. プレリュード(14)
2. 平穏のアルマンド(63)
3. クラント(64)
4. サラバンド(65)
5. ラ・ピエモンテーズ(ピエモンテ風)(103)
● ハ調の小品集(組曲)
1. プレリュード(9)
2. アルマンド「ラ・プレシューズ(貴重)」(30)
3. クラント(31)
4. クラント(16)
5. サラバンド(32)
6. サラバンド(25)
7. ジグ(33)
8. パサカーユ(27)
9. ムニュエ(メヌエット)(29)
※()内の数字はブルース・ガスタフソン監修『ボーアン写本』ファクシミリ版での作品記載番号
ブリス・サイー(クラヴサン)
使用楽器:トゥルーズのヴァンサン・ティボー製作モデル(17世紀後半)に基づく、エミール・ジョバンによる再現楽器(2005年製作)
録音時期:2020年5月
録音場所:フランス北部ヴァル・ドワーズ県、モンジェルー城
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
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