When Everyone Has Gone【CD】

今は亡き北欧スウェーデン出身の天才ピアニスト、エスビョルン･スヴェンソン率いるジャズ・トリオ E.S.T.による、長らく入手困難だった記念すべき1993年のデビュー・アルバムが待望の再発売！（ストックホルムを拠点とする老舗ジャズ・レーベルDragon Recordsからリリース）。チック・コリア、ビル・エヴァンス、キース・ジャレット、ホレス・シルヴァーと言ったレジェンドたちを彷彿とさせる美しいメロディーラインと独特なリズムは今聴いても新鮮だ。まさに彼らの原点を垣間見ることのできる名盤。

E.S.T. (エスビョルン・スヴェンソン・トリオ)は、スウェーデンのピアノ・トリオ。メンバーは、リーダーでピアノのエスビョルン・スヴェンソン（1964年生まれ）、ベースのダン・ベルグルンド、ドラムのマグヌス・オストロムで、1993年に結成。同年、ストックホルムのジャズ・レーベル、ドラゴンよりアルバム『When Everyone Has Gone』でデビュー。1997年『Winter in Venice』ではスウェーデンのグラミーを受賞。その後もコンスタントにアルバムをリリースし、ヨーロッパ各国の音楽賞を受賞。日本でも2002年『ストレンジ・プレイス・フォー・スノウ』が発売され、2003年には初来日も果たし、以降度々来日公演を行う。ロックの要素も感じさせる新感覚ジャズで人気を博した。しかし、2008年6月14日、エスビョルン・スヴェンソンがスキューバダイビング中の事故により最も脂の乗った44歳という若さで死去。2012年には、未発表曲を集めたアルバム『301』をリリース。他にも多くの未発表ライブなどが発売され、今もなおファンを魅了している。

(メーカー・インフォメーションより)