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CD
Plays Live (2CD)【CD】 2枚組
ピーター・ガブリエル 1982年ソロ4作目の『IV』リリース後の北米ツアーの模様を収録した『Plays Live』(83年発表) 。その16曲入り〈2CD完全盤〉が久々に...
Plays Live (2CD)【CD】 2枚組
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曲目
- ディスク1
- The Rhythm Of the Heat
- I Have the Touch
- Not One of Us
- Family Snapshot
- D.I.Y.
- The Family and the Fishing Net
- Intruder
- I Go Swimming
- ディスク2
- San Jacinto
- Solsbury Hill
- No Self Control
- I Don't Remember
- Shock the Monkey
- Humdrum
- On the Air
- Biko
その他のバージョン
CD | Plays Live (Pps)(Rmt) | 国内盤 | 発売日 : 2007/11/28 | 購入できません |
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CD | Plays Live | UK輸入盤 | 発売日 : 1998/07/19 | 購入できません |
CD | Plays Live | US輸入盤 | 発売日 : 1987/07/07 | 購入できません |
商品説明
ピーター・ガブリエル 1982年ソロ4作目の『IV』リリース後の北米ツアーの模様を収録した『Plays Live』(83年発表) 。その16曲入り〈2CD完全盤〉が久々に再発。
ソロキャリアにおいて初のライヴ作品となった本作。トニー・レヴィン (stick, b)、ラリー・ファースト (syn, p)、ジェリー・マロッタ (ds, per vo)、デヴィッド・ローズ (g, b, vo) という手練れのレギュラーバンドをバックに、ガブリエルが圧倒的な存在感をアピール。
ライヴパフォーマンスのスケールの大きさに呼応した聴衆の盛り上がりもすさまじく、大成功を収める次作『So』以前、ガブリエルのソロ初期における充実のパフォーマンスを楽しむことができる。
アーティスト紹介
Peter Gabriel
10代でジェネシスを結成し、世界の音楽シーンにその名を知らしめる。1975年にジェネシスを脱退した後は7枚のスタジオアルバムの他、映画のサウンドトラックなどを制作。またライヴ盤やコンピレーション・アルバムも多数リリースしている。また現在世界的に有名なウォーマッド・フェスティヴァルの創始者でもある。 ジェネシス在籍時から、後のソロ活動まで一貫してユニークな個性を主体とした音楽を作り続けているピーター・ガブリエル 。ジェネシス時代は奇想天外なコスチュームに身を包み、シアトリカルなステージで初期ジェネシスのイメージを決定づけ、1975年以降、ソロに身を転じてからも徹底的に自らの強烈な個性を感じさせる音楽を作り続けている。ピーター・ガブリエルの後を受けてヴォーカルを担当しているフィル・コリンズがどちらかというとソロにおいて親しみ易い音楽性を提供しているのに対して、ピーターのほうはややもすると始めはとっつき難いとも言えるソロ作を発表するようなところがある(ソーやアスではアルバム自体かなりヒットもしたが)。それほど大衆性に拘るというよりも、やはり自分の好奇心が満たされるような音楽や個性を発揮できる場所を求めて作品を作っていくタイプなのだろう。アーティストとしての側面とともに歌手という側面から見れば、彼のヴォーカルはその音楽性同様、多様で時にエキセントリックな一面をも携えたものだということ。やはりトータルな音楽性と共にヴォーカルがクローズアップされる歌手ではあるのだろうと思う。
キング・クリムゾンやイエスなどと共に英プログレッシヴ・ロックの一時代を築いたジェネシスは貴族階級の名門校として知られるサリー州ゴダルミングのチャーターハウス・パブリック・スクールで、ピーター・ガブリエルとトニー・バンクスが出会うところから始まる。二人は他クリス・スチュアートと・ガーデン・ウォールを結成。その後、ジ・アノンというバンドに居たアンソニー・フィリップスとマイク・ラザフォードが合流する形でジェネシス原型といえるバンドが誕生した。1967年、本格的なスタジオでクオリティの高いデモ・テープを完成させた彼らは、デッカ・レコードと契約、デビューを果すがシングル、アルバムともに評価を得ることはできなかった(この間にクリスが脱退。代わってジョン・シルヴァーが加入)。1970年新たにカリスマ・レコードと契約したジェネシスは、アンソニーと先頃加入していたジョン・メイヒューの脱退と前後するようにしてアルバムを制作(この時期フィル・コリンズ、その後スティーヴ・ハケットが加入)。ラインナップの揃ったジェネシスは1971年のアルバム怪奇骨董音楽箱(Nursery Cryme)発表時にはプログレ・バンドとしての人気を確立した。その後も作品を発表し人気を定着させていった彼らだったが、1974年発表眩惑のブロードウェイ(The Lamb Lies Down On Broadway)とその後行われたツアー(1975年まで)を最後にピーター・ガブリエルはジェネシスを脱退する。スターを意識した自分を反省したい、という理由があったとされるピーター・ガブリエルの脱退劇だが、その後1977年にソロ・1stアルバムをリリースし、ピーター・ガブリエルはソロ・アーティストとしての一歩を踏み出した。
90年代に入り、マイ・ペースを保ってというよりも、何か隠遁生活に入ってしまったかのようなピーター・ガブリエルだったが(実際にオリジナル・アルバムと呼べるのは、ライヴ含め2枚だけ)、今年2000年には「万博」で使用される音楽作品とはいえ、久々に新作を発表した。なかなかの力作ではあったが、やはり企画モノといった感触が否めないのも確か。またゲスト・ヴォーカルを多用し、フィクサー的役割を全面に出したものでもあった。これは冒頭に書いたような彼の音楽性の根本にあるアート的な部分を拡大したもののひとつと言えるが、また一方でその対極にあるようなポップさが伴ったとき、それは強力な魅力になることは間違いない、とも思う(冒頭部分では反対側に力点をおいたが、決して解り易くない個性を大衆性において表現するときに最も彼の音楽自体のスケール感が増すということもあるのではないだろうか)。
もともとコンセプチュアルでユニークな作品を作るのが得意なピーター・ガブリエルだが、やはりファンとしては、彼の個性的な「声」(狭義の意味でもあり、また広義の意味でも)が全面展開された作品が待ち遠しいのもまた事実ではないだろうか。ジェネシス時代に一度、ミーハー人気的な部分を捨てたものの、また80年代後半以降に表舞台に舞い戻ってきたピーター・ガブリエル。そんな彼自身が醸し出す強烈でポップな個性(声)は、彼のエキセントリシティやアート志向と同様に本質的なものではないか、とも思えるのだ。その意味で一日も早く、彼の「声」が反映された作品(それにはライヴなど肉体的なものが伴うと完璧かも)が聴きたいと思うファンも少なくはないだろう。
そして2002年、旧作の紙ジャケット仕様盤のリリースなどを経て、いよいよ10年振りとなる新作アップを発表。ブランクを感じさせない素晴らしい内容でリスナーを唸らせた。
2003年にはソロ活動の集大成となる2枚組のベスト・アルバムヒッツをリリースし、ロック史に残る名曲を多く生み出している重要なアーティストということを改めて確認することができた。
キャリア
特典・視聴・HMVユーザーレビュー
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