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CD
Bandes Originales De Films 1959-1962【CD】 2枚組
■ CD1Bande originale du film Hiroshima mon amour d'Alain Resnais1. ValseBande origina...
Bandes Originales De Films 1959-1962【CD】 2枚組
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商品説明
■ CD1
Bande originale du film Hiroshima mon amour d'Alain Resnais
1. Valse
Bande originale du film Une fille pour l'ete d’edouard Molinaro
2. La Ponche (Mambo)
3. St Tropez blues
4. Suite symphonique
Bande originale du film Le bel âge de Pierre Kast
5. Avenue Henri Martin
6. a Deauville
7. Ursula
8. Carla et Roger aux sports d’hiver
9. Final
Bande originale du film Marche ou creve de Georges Lautner
10. Valse
11. Stefan
12. edith
13 – Generique
Bande originale du film Tirez sur le pianiste de Francois Truffaut
14. Charlie
15. Rencontre
16. Poursuite
17. Rock
18. Theme d'amour
Bande originale du film Les Jeux De L’Amour de Philippe de Broca
19. La valse des roses
20. Java tordue
21. Galop de l’oiseau-mouche
22. Pique-nique a trois
23. Java de L’oiseau-mouche
24. Marche de Victor le magnifique
■ CD2
Bande Originale du film Le Farceur de Philippe de Broca
1. Generique
2. Le jardin des plantes
3. El De Broca
4 – Helene
Bande Originale du film Jules et Jim de Francois Truffaut
5. Brouillard
6. Generique
7. Vacances
Bande originale du film Une aussi longue absence de Henri Colpi
8. 3 petites notes de musique (Chant : Cora Vaucaire)
9. Generique
10. Blues de l'absence
11. Rock'n roll
Bande originale du film Jusqu'au bout du monde de Francois Villiers
12. Theme du petit Pietro
13. Generique
14. Theme de la veuve
Bande originale du film Week-end en mer de Francois Reichenbach
15. France
16. Week-end en mer
17. Gala
Bande originale du film Le Bonheur est pour demain d'Henri Fabiani
18 – Generique
19. Fugue
20. Alain et Annie
Musique de Georges Delerue interpretee par Barthelemy Rosso et Fernand Garbasi
Bande originale du film Les 3 etc... du colonel de Claude Boissol
21. Marche du colonel
22. Verdiales
23. Tanguillo
24. Soleares
25. Bal
Musique de Salvador Ruiz de Luna. Dirigee par Georges Delerue
アーティスト紹介
Georges Delerue
フランス映画のナンバー・ワン・コンポーザーは、ミシェル・ルグランでもなく、フランシス・レイでもなくこの方、ジョルジュ・ドルリュー。かつてのフランスでは、「観客はドルリューを聴くために劇場へ足を運ぶ」とまで評されるほど、ドルリューの創り出す美しく洗練されたサウンドはフランス国民から愛されていたそうです。
あのミシェル・ルグランさえも『あの人は最高の作曲家』と言わしめる作曲家は恐らくこのドルリュー以外には存在しないでしょう。 フランス映画のナンバー・ワン・コンポーザーは、ミシェル・ルグランでもなく、フランシス・レイでもなくこの方、ジョルジュ・ドルリュー。かつてのフランスでは、「観客はドルリューを聴くために劇場へ足を運ぶ」とまで評されるほど、ドルリューの創り出す美しく洗練されたサウンドはフランス国民から愛されていたそうです。
あのミシェル・ルグランさえも『あの人は最高の作曲家』と言わしめる作曲家は恐らくこのドルリュー以外には存在しないでしょう。
”ピアニストを撃て”、”突然炎のごとく”などのトリュフォー監督作品から、”軽蔑”、”まぼろしの市街戦”などなど、フランス映画史における重要作ばかり、膨大な作品を手掛けていながらも、これ程音源がCD化されていない作曲家もまたおらず、流石に今のCD世代のリスナーにはあまり存在を知られていないというさみしい現状もあります。フランスには、ルグラン、レイ、そしてこのドルリューという素晴らしいコンポーザーがいることを、少しでも多くの方に知って頂ければと思います。それでは生い立ちから触れてみたいと思います。
Delerue, George (ジョルジュ・ドルリュー) 1925年3月12日生-1992年3月20没
ルグランやレイのように、音楽環境に恵まれた環境ではなく、幼いころから音楽に親しんではいなかったドルリューは、地元の学校を卒業後、名門と名高いパリの音楽院に入学してから音楽に関わる...という、コンポーザーとしては稀な遅いスタートをきっている。そのパリ音楽院で、フランス現代音楽の第一人者であり、また映画音楽を何作か手掛けていた作曲家ダリウス・ミヨーに師事。ミヨーから指揮、作曲法を学んだドルリューは音楽院を卒業後、フランス国立放送局管弦楽団の指揮者として7年近く常任し、TVドラマ音楽の分野で目覚ましい活躍をみせた。
音楽院在学中の時から、ミヨーにフィルム・コンポーザーの道を勧められていたドルリューは、TV番組で活躍後、映画音楽への道を進んでいった。第一作を制作したのは、1953年、以降、ドルリューは100本以上にも及ぶ短編映画の音楽を制作し、この時にアニエス・ヴァルダ監督(ジャック・ドゥミ監督の妻)や、アラン・レネ監督(ヌーヴェル・ヴァーグの旗手)、ピエール・カスト監督らと知り合い、1958年、遂に長編第一作目”青年期”(ピエール・カスト監督作品)、二作目”二十四時間の情事”(アラン・レネ監督)を制作している。
その後の1960年~1970年代にかけてのドルリュー作品は、どれも輝きに満ちたものばかりで、今聴いても色褪せていないサウンドがそこはありました。ドルリューと言えば、トリュフォー監督作品において秀作ばかりを残していますが、トリュフォー監督作品の前に、フィリップ・ド・ブロカ監督作品におけるドルリューのスコアについて触れたいと思います。
”二十四時間の情事”の次に担当したのが、フィリップ・ド・ブロカ監督のデビュー作にあたる”恋くらべ”。この作品をきっかけにブロカ監督とも1980年代後半までコラボレイトを続けています。ブロカ監督作品では、”まぼろしの市街戦”(1967年)、”大盗賊”(1961年)、”リオの男”(1963年)、”カトマンズの男”などが代表作。『メロディの魔術師』とでも言いたくなるような、美しいメロディーを描いており、美しいメロディを描く作曲家は多くいれど、ドルリューのメロディには度肝を抜かれるほどの、言葉では表現しがたい美しさと、どことなく陽気な感があるのです。
余談はこのくらいで次へ進みます。1960年代に入って、フランソワ・トリュフォー監督の”ピアニストを撃て”を手掛けたとクレジットされていますが、実際のところジャン・コンスタンタン(”大人は判ってくれない”)が描いたとも言われている1作。この作品をきっかけにトリュフォー&ドルリューで数々の佳作を生み出す。その翌年の1961年、ブロカ監督の”大盗賊”と同年に”突然炎のごとく”、そして1962年に”二十歳の恋”と、トリュフォー監督作品が3作続く。”突然炎のごとく”では、何とも言えないロマンチックな雰囲気に仕立て、感情をまさにサウンドでそのまま表現したリアルさを感じられるドルリューの最高傑作のうちの一つとして特筆しておきたい。
トリュフォー監督とは、それ以外にも”柔らかい肌”(1964年)、”恋のエチュード”(1971年)、”私のように美しい娘”(1972年)、”逃げ去る恋”(1978年)などがあるが、1982年の"日曜日が待ち遠しい"を最後に1984年トリュフォー監督の死によってこの素晴らしいコラボレイトの幕は閉じられてしまった。
トリュフォー、ブロカ監督以外でも素晴らしい作品を残している。フランスでは、ルイ・マル監督の代表作”ビバ!マリア”や、音楽に拘りを持つジャン・リュック・ゴダール監督の”軽蔑”など。そしてイタリアのベルトリッチ監督、イギリスのケン・ラッセル監督など世界中の監督からオファーを受けるほどだった。
1980年代以降は、世界で注目されはじめた時期だったせいか、特に目立ったコラボレイト作品はなく、オファーが来た作品をこなしていった、といった感じだろうか。1979年の”リトル・ロマンス”で、初のアカデミー賞を受賞し、その後も”フォーエヴァー・フレンズ”、”マグノリアの花たち”などハリウッド映画を手掛けるが1992年3月20日、ハリウッドにて死去。
現在、ドルリューのスコアは、”リトル・ロマンス”と”フォーエヴァー・フレンズ”、”イルカの日”、”プラトーン””愛と戦火の大地”の僅か5作のみ、という何とも悲しい状態ですが、ヨーロッパ映画サントラはこういった運命にあるものです。代表作はコンピレーションで聴くことが出来るので是非、ドルリューのサウンドを感じてみて頂ければと思います。
作品群一覧
1959年
1960年
1961年
1962年
1963年
1964年
1965年
1966年
1968年
1969年
1970年
1971年
1972年
1973年
1975年
1976年
1977年
1978年
1979年
1980年
1981年
1982年
1983年
1985年
1986年
1987年
1988年
1989年
1990年
1991年
1992年
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