幻想交響曲、レクィエム、キリストの幼時、『ベンヴェヌート・チェッリーニ』全曲　ロジャー・ノリントン＆シュトゥットガルト放送交響楽団（7CD）【CD】 7枚組

高く評価されてきたノリントンのベルリオーズが7枚組のボックス・セットで登場！

1998年から2011年までの13年間にわたりシュトゥットガルト放送交響楽団の首席指揮者を務めたロジャー・ノリントン。このボックス・セットには、その間に録音されたベルリオーズの5作品が収録されています。
　ノリントンは、作曲当時の演奏を再現するためにオーケストラのサイズや配置を調整し、弦楽器のノンヴィブラート演奏を基調とする「シュトゥットガルト・サウンド」と呼ばれる独自のスタイルを編み出し、透明感を保持した美しい響きによる演奏を行いましたが、これらベルリオーズでもそのアプローチは変わることはありません。幻想交響曲や、オラトリオ『キリストの幼時』でのピュア・トーンはもちろんのこと、とりわけダイナミック・レンジが広いことで知られる『死者のための大ミサ曲（レクィエム）』でもこのアプローチは健在であり、3組の合唱団とバンダを含む規模の大きなオーケストラを率いて、神々しいまでの音楽を聴かせるところがノリントンの真骨頂といえるでしょう。またイタリアのルネサンス期に実在した彫刻家を主人公とした歌劇『ベンヴェヌート・チェッリーニ』はワイマール版での演奏。こちらも素晴らしい独唱者を迎え、美しい音楽が展開されていきます。（輸入元情報）

【収録情報】
ノリントン／ベルリオーズ録音集

Disc1
● 序曲『宗教裁判官』 Op.3
● 幻想交響曲 Op.14
　夢 - 情熱
　舞踏会
　野の風景
　断頭台への行進
　サバトの夜の夢

　シュトゥットガルト放送交響楽団
　サー・ロジャー・ノリントン（指揮）

　録音時期：2003年7月2-4日
　録音場所：Beethovensaal, Liederhalle Stuttgart
　録音方式：ステレオ（デジタル／ライヴ）

Disc2-3
● オラトリオ『キリストの幼時』 Op.25
　第1部　ヘロデの夢
　第2部　エジプトへの逃避
　第3部　サイスへの到着

　クリスティアーネ・エルツェ（ソプラノ）
　マーク・パドモア（テノール）
　フランク・ボザート（テノール）
　クリストファー・モルトマン（バリトン）
　ラルフ・ルーカス（バス・バリトン）
　ミハイル・ニキフォロフ（バス）
　ベルンハルト・ハルトマン（バス）
　南西ドイツ放送ヴォーカル・アンサンブル
　シュトゥットガルト放送交響楽団
　サー・ロジャー・ノリントン（指揮）

　録音時期：2002年9月26,27日
　録音場所：Beethovensaal, Liederhalle Stuttgart
　録音方式：ステレオ（デジタル／ライヴ）

Disc4-5
● 歌劇『ベンヴェヌート・チェッリーニ』 Op.23 全曲（ワイマール版）
　序曲
　第1幕
　第2幕
　第3幕

　ブルース・フォード（テノール）
　ローラ・クレイコム（ソプラノ）
　フランツ・ハヴラタ（バス）
　モニカ・グロープ（メゾ・ソプラノ）
　クリストファー・モルトマン（バリトン）
　ラルフ・ルーカス（バス）
　ヨハネス・クム（テノール）
　ラインハルト・マイヤー（バス）
　エッケハルト・ワーグナー（テノール）
　エッケハルト・フォーグラー（バス）
　マティアス・ホフマン（バリトン）
　ライプツィヒ放送合唱団
　シュトゥットガルト放送交響楽団
　サー・ロジャー・ノリントン（指揮）

　録音時期：2003年9月19日
　録音場所：Konzerthaus, Berlin
　録音方式：ステレオ（デジタル／ライヴ）

Disc6-7
● 死者のための大ミサ曲（レクィエム） Op.5
　入祭唱とキリエ
　怒りの日、妙なるラッパのひびき
　そのとき憐れなるわれ
　恐るべき御稜威の王
　われを探し求め
　涙の日
　奉献唱
　賛美の生贄
　聖なるかな
　神の子羊

　トビー・スペンス（テノール）
　南西ドイツ放送ヴォーカル・アンサンブル
　ライプツィヒ放送合唱団
　シュトゥットガルト放送交響楽団
　サー・ロジャー・ノリントン（指揮）

　録音時期：2003年5月9日
　録音場所：Beethovensaal, Liederhalle Stuttgart
　録音方式：ステレオ（デジタル／ライヴ）