カルカッタ 1789～ヨーロッパとインドの交点　クリストファー・パラメータ＆ノットゥルナ【CD】

インド音楽とヨーロッパ古楽が当たり前のように混じりあう愉しいアルバム

インドの伝統音楽とパーセル、ヘンデル、J.C.バッハなどを組み合わせ、イギリス植民地時代の18世紀インドの音楽生活を魅力的に描いたアルバム。カルカッタの公文書館で発見された1789年のコンサート・プログラムが基になっています。古楽アンサンブルにシタールやタブラといった楽器を加えた演奏で、独特な官能性をもつ大変おもしろいサウンドが生まれています。（輸入元情報）

【収録情報】
1. 作者不詳：Sakia（ヒンドゥスターン・アリア、c.1789）～アンサンブルのための
2. J.C.バッハ[1735-1782]：五重奏曲ヘ長調 Op.22-2（1785）～オーボエ、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロとオブリガート・チェンバロのための
3. J.C.バッハ：五重奏曲ニ長調 Op.22-1（1785）～トラヴェルソ、オーボエ、ヴァイオリン、チェロとオブリガート・チェンバロのための
4. ヘンデル[1685-1759]：四重奏曲ト長調『私はとこしえに歌います』（c.1717）～オーボエ、2つのヴァイオリンと通奏低音のための
5. パーセル[1659-1695]：愛が甘き情熱なら（『妖精の女王』より）
6. パーセル：美しき島（『アーサー王』より）
7. カール・フリードリヒ・アーベル[1723-1787]：四重奏曲変ロ長調 Op.12-5（1774）～オーボエ、ヴァイオリン、ヴィオラと通奏低音のための
8. ウィリアム・ハミルトン・バード[vers/c.1750-1805]：オリエンタル・ミセラニー（1789）より第15曲：Rekhtah “Mera peara ab ia re”～アンサンブルのための
9. ヘンデル：Ahi perche, giusto ciel（『ロデリンダ』より）～ジャーマン・フルートあるいはオーボエ、声、チェンバロのための
10. ヘンデル：Will the sun forget to streak（『ソロモン』より）～ジャーマン・フルートあるいはオーボエ、声、チェンバロのための
11. ヘンデル：Falsa imagine（『オットーネ』より） ～ジャーマン・フルートあるいはオーボエ、声、チェンバロのための
12. W.H.バード：オリエンタル・ミセラニーより第13曲：Terana “Dandera vakee”～チェンバロとシタールのための
13. パーセル：ロンドー（『インドの女王』より）
　編曲：ノットゥルナ（1,5,6,8,12,13）

　ノットゥルナ
　クリストファー・パラメータ（オーボエ、指揮）

　録音時期：2021年11月15-18日
　録音場所：ケベック、ミラベル、サン・オーギュスタン教会
　録音方式：ステレオ（デジタル／セッション）