『エコール・ド・パリのフルート』　タチアナ・ルーラント、オリヴァー・トリンドル【CD】

エコール・ド・パリのフルート

第一次世界大戦後、才能ある若い芸術家たちがフランスに集結。パリのモンマルトルやモンパルナスで活動を行っていました。1925年、出版業を営むミシェル・ディラールは彼らを「エコール・ド・パリ（パリ楽派）」と呼び、とりわけ才能が突出していたハルシャーニ、タンスマン、マルチヌー、チェレプニン、ミハロヴィチの作品の普及に尽力しました。
　このアルバムでは、この5人のフルートのための作品に、やはり才能に満ちたスイス出身のコンラート・ベックのソナチネを加えて紹介。世界初録音を含む多彩な曲を「オーパス・クラシック賞」受賞歴を持つフルーティスト、タチアナ・ルーラントがピアノのトリンドルとともに演奏しています。（輸入元情報）

【収録情報】
● マルセル・ミハロヴィチ[1898-1985]：夢の鏡（ソナタのように） Op.112 (1982)
● ミハロヴィチ：メロディ
● ティボール・ハルシャーニ[1898-1954]：3つの小品 (1930)
● アレクサンドル・チェレプニン[1899-1977]：練習曲
● コンラート・ベック[1901-1989]：ソナチネ (1959/60)
● ボフスラフ・マルチヌー[1890-1959]：フルート・ソナタ H.306 (1945)
● アレクサンドル・タンスマン[1897-1986]：ソナチネ (1925)

　タチアナ・ルーラント（フルート）
　オリヴァー・トリンドル（ピアノ）

　録音時期：2022年2月28日、3月1日、4月13,14日
　録音場所：Funkstudio, SWR Stuttgart
　録音方式：ステレオ（デジタル／セッション）