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モーツァルトの主題による変奏曲とフーガ、ロマンティックな組曲 ゲオルク・フリッチュ&バーディッシェ・シュターツカペレ【CD】
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商品説明
ゲオルク・フリッチュとバーディッシェ・シュターツカペレ第2弾!
ゲオルク・フリッチュとバーディッシェ・シュターツカペレによるロマン派管弦楽作品、第2弾。先に発売されたRシュトラウスの『アルプス交響曲』が予想を遥かに上回る名演だったドイツの指揮者、ゲオルク・フリッチュとその手兵バーディッシェ・シュターツカペレ(バーデン州立管弦楽団)の第2弾は、2023年が生誕150周年のマックス・レーガー、その比較的晩年の傑作2曲『ロマンティックな組曲』と『モーツァルトの主題による変奏曲とフーガ』。
『ロマンティックな組曲』は、メンデルスゾーンの『真夏の夜の夢』の音楽に連なるドイツの夢幻的音楽を受け継ぎつつ、ドビュッシーの近代的色彩感を仄かに漂わせた佳作。一方、レーガーの代表作のひとつである『モーツァルトの主題による変奏とフーガ』は、トルコ行進曲で有名なモーツァルトのピアノ・ソナタ第11番の第1楽章を主題に取った変奏曲とフーガ。基本的に2管編成のオーケストラを駆使し、1910年前後の肥大化した超巨大オーケストラ作品に対抗して後の新古典主義を先駆した作品。この作品は2023年11月のベルリン・フィルハーモニー管弦楽団来日公演でキリル・ペトレンコが取り上げたのも記憶に新しいところです。
フリッチュとバーディッシェ・シュターツカペレの演奏はここでも大変素晴らしい出来栄え。『ロマンティックな組曲』ではまさにロマンティックな思わず溜め息が出るほど美しい世界を繰り出す一方、『モーツァルトの主題による変奏曲とフーガ』では、豊かな音楽の中にも末期ロマン主義からいち早く抜け出し新しい時代の音楽を目指したレーガーの先進性もくっきりと浮かび上がってきます。何よりもどちらの曲も、フリッチュの指揮の下でバーディッシェ・シュターツカペレがひとつにまとまって有機的な音楽を奏でていることがよく分かります。このコンビの今後が益々楽しみになってきます。(輸入元情報)
【収録情報】
レーガー:
● ロマンティックな組曲 Op.125
● モーツァルトの主題による変奏曲とフーガ Op.132
バーディッシェ・シュターツカペレ(バーデン州立管弦楽団)
ゲオルク・フリッチュ(指揮)
録音時期:2023年1月29,30日
録音場所:ドイツ、バーデン=ヴュルテンベルク州カールスルーエ
録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)
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