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- 発売日:2024/03/09
- レーベル:Alba *classic*
- カタログNo.:ABCD528
- 組み枚数:1枚
- 発売国:Europe
- フォーマット:CD
CD
Unrecorded~レイヴィスカ:ヴァイオリン・ソナタ、他 リンダ・スオラハティ、ティーナ・カラコルピ【CD】
フィンランドで最初の重要な女性作曲家ヘルヴィ・レイヴィスカのヴァイオリン・ソナタを収録!リンダ・スオラハティのデビュー盤『Unrecorded』...
Unrecorded~レイヴィスカ:ヴァイオリン・ソナタ、他 リンダ・スオラハティ、ティーナ・カラコルピ【CD】
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商品説明
フィンランドで最初の重要な女性作曲家
ヘルヴィ・レイヴィスカのヴァイオリン・ソナタを収録!
リンダ・スオラハティのデビュー盤『Unrecorded』
ヴァイオリニストのリンダ・スオラハティは、ヘルシンキ芸術大学シベリウス・アカデミーのミンナ・ペンソラとヤーコ・イルヴェスのクラスで学びました。ヘルシンキを拠点に室内楽奏者と客演コンサートマスターとして活動しています。
『Unrecorded(録音されていなかった)』は彼女のデビュー・アルバムです。シベリウス・アカデミーの図書館でヴァイオリン曲の手稿譜を調べていてレイヴィスカの未出版のソナタと出会い、ジェンダーあるいは社会的、経済的地位といった理由で不当に差別されてきた女性作曲家たちの作品に興味をもったといいます。このディスクではレイヴィスカのほか、アン=エリセ・ハンニカイネンとセシリア・ダムストレムの曲を取り上げています。
ヘルヴィ・レイヴィスカ[1902-1982]はフィンランドで最初の重要な女性作曲家とみなされています。ヘルシンキ音楽学校(現シベリウス・アカデミー)でエルッキ・メラルティンに作曲を学び、1927年に卒業後ウィーンに留学。帰国後、レーヴィ・マデトヤの下で学びました。アカデミーの図書館でライブラリアンとして働き、作曲家と音楽教師として活動を続けました。近年、彼女の音楽に光が当てられるようになり、「BIS Records」がスタートさせた彼女の管弦楽作品シリーズの最初のアルバムで『シンフォニア・ブレヴィス』『交響曲第2番』『管弦楽組曲第2番』が紹介されました。『ヴァイオリン・ソナタ ト短調』はネオ・ロマンティシズムと印象主義に表現主義の要素を加えたスタイルの作品です。ふたつの「アレグロ」の楽章の間に長い「ラルゲット・コン・アニマ」の楽章をはさんだ3楽章で書かれています。
アン=エリセ・ハンニカイネン[1946-2012]もシベリウス・アカデミーの出身です。エイナル・エングルンドに作曲、タパニ・ヴァルスタにピアノを学び、1972年にスペインに渡りエルネスト・アルフテルに師事しました。『サフラ(Zafra)』は「舞い上がる旋律、ロマンティックな輝き、突然の気分の変化」という彼女の作品の典型的な特徴をそなえた作品です。
セシリア・ダムストレム[1988-]は、タンペレ応用科学大学でハンヌ・ポホヤンノロ、マルメ音楽アカデミーでとルカ・フランチェスコーニに作曲を学びました。政治的意見を強く主張する管弦楽と合唱の作品で知られ、2022年に管弦楽のための『ICE』がフィンランド著作権協会(TEOSTO)の賞を受けた際、ヘルシンキの新聞から「音楽のグレタ・トゥーンベリ」と呼ばれました。ギリシャ神話の神々からインスピレーションを受けた『天人たち』は、「ミュージコール音楽際(Musequal Festival)」を創設したリンダ・スオラハティとマリ・ヴィルクセラ(Mari Viluksela)のためにフェスティヴァルから委嘱を受けて作曲された作品です。
プログラムの最後はレイヴィスカの『即興曲』。ヴァイオリンとピアノのための雰囲気豊かな小品です。
レイヴィスカとハンニカイネンの曲では、『もっと別のフィンランドのヴァイオリン作品集』のピアニスト、ティーナ・カラコルピ[1978-]が共演しています。(輸入元情報)
【収録情報】
1. レイヴィスカ:ヴァイオリン・ソナタ ト短調 Op.21(1945)
2. A.-E.ハンニカイネン:サフラ(1985)
3. ダムストレム:天人たち Op.47(2016)~ヴァイオリンとヴィオラのための
アフロディーテ
ペルセポネ
アテナ
4. レイヴィスカ:即興曲(1928)~ヴァイオリンとピアノのための
リンダ・スオラハティ(ヴァイオリン)
ティーナ・カラコルピ(ピアノ:1,2,4)
マリ・ヴィルクセラ(ヴィオラ:3)
録音時期:2023年6月5-9日
録音場所:フィンランド、カウニアイネン、ニュー・パヴィリオン
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
制作、録音エンジニア、編集、ミクシング:マルック・ヴェイヨンスオ
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