目次
- 第1章 グローバル社会における平和学の枠組みと課題
- はじめに
- 1 平和学の成立・展開・変容過程
- 2 平和価値と科学性
- 3 研究対象領域:紛争・暴力・平和
- 4 グローバル紛争・平和の枠組み
- 5 研究方法の特性
- 6 平和学の応用とグローバル平和環境の構築
- 第2章 グローバル紛争構造の形成・展開とグローバル平和構造の模索
- はじめに
- 1 紛争の概念化
- 2 グローバリゼーションとグローバル紛争構造の形成・展開
- 3 グローバル紛争構造の諸形態
- 4 紛争構造と権力配分構造
- 5 グローバル紛争構造と平和構造
- 第3章 暴力紛争の原因と構造
- はじめに
- 1 戦争の構造的要因と機能的要因
- 2 権力配分構造と戦争
- 3 世界(国際)軍事秩序の形成と展開
- 4 核抑止戦略(理論)と「長い間の平和」
- 5 政治体制と戦争・平和の枠組み
- 6 新しい戦争の特性と平和
- 第4章 グローバル不平等紛争構造の形成・展開
- はじめに
- 1 非対称的紛争構造の形成と特徴
- 2 グローバリゼーションと不平等配分構造
- 3 グローバル不平等配分構造のメカニズム
- 4 不平等配分構造と平和価値
- 第5章 アイデンティティ・グローバル政治
- はじめに
- 1 グローバリゼーションとアイデンティティ紛争
- 2 アイデンティティ紛争としてのエスニック紛争
- 3 宗教紛争の構造と特質
- 4 ジェンダー問題の本質
- 5 難民問題の特性
- 第6章 生態環境破壊の構造と地球環境財
- はじめに
- 1 地球環境問題と地球公共財
- 2 地球環境破壊問題の実態
- 3 地球環境破壊の構造的原因と特性
- 4 人類の持続生存可能な社会と地球環境公共財の構成要件
- 5 地球環境破壊問題解決の可能条件
- 第7章 グローバル紛争構造の解決と「上からのガバナンス」
- はじめに
- 1 グローバル紛争構造の特性と「平和ならざる状態」
- 2 グローバル・ガバナンスと国際レジューム
- 3 国家中心的・現状維持志向ガバナンス
- 4 現状維持志向ガバナンスと平和
- 第8章 グローバル紛争構造の解決と「下からのガバナンス」
- はじめに
- 1 NGO・運動体のグローバル政治への登場とその要因
- 2 NGO・運動体の形態と機能
- 3 非国家主体としての市民と市民社会
- 4 グローバル市民社会の形成と機能
- 5 グローバル・ガバナンスにおける国家主体と脱国家主体
- 第9章 地球公共財としての世界平和と平和教育
- はじめに
- 1 地球公共財としての世界平和財の枠組み
- 2 世界平和財構築のための価値配分様式の枠組み
- 3 平和教育と平和学の教育化
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