目次
聞き書き山の親父のひとりごと 2 鉄砲堰・架線・造林… (みどりのブックレット)
- 東京の林業家と語る会(編)
-
はじめに 2冊目を世に出すにあたって 5
聞き書き・その四 久保田 喜助さんに聞く 9
子供の頃から見様見真似で 最初は茶坊主 11/はじめは親父の組で まずは伐採 12/庄屋と小庄屋 元締めから仕事を請ける 13/森林組合に入る 昭和40年すぎ 15/伐採と出材は別 山仕事の違い 16/皮剥き 川流しに備えて 17/リンを止める 玉切りは特に重要 18/木ソリ(木馬)で運ぶ 石曳きもあった 19/川流し 一番面白かった 20/川修羅と簗 流しづらいところにかけた 22/木(丸太)に乗る 落ちたら仕事にならない 23/鉄砲堰 10年くらいもつので何回も使う 25/鉄砲堰を開く(水を流す) 窓を切ると風が来る 26/鉄砲堰を造る 丸太を組んで目塗り 28/丸太から落ち、マムシに噛まれた えらい目にあう 31/蜂を食べる あんなうまいものはない 32/山小屋の日々 家が近くてもみんな泊まった 34/山小屋の食事 飯と味噌と漬物 35/休みと酒 身上もつと呑むだけ 36
修羅とは? 39
聞き書き・その五 田中 孝次さんに聞く 43
子供の頃から皮剥き 村からは出られない 45/仕事を請ける 40軒の仲間で 46/山仕事の配分とやりくり コヨリで決める 47/下木伐りと足場丸太 青い部分まで出した 48/トチ曳き 下木を運ぶ 49/根ッゴックイ 印をつける 53/余計に伐る 埋めてしまうこともあった 53/リンギリの値決め 駆け引きはあった 54/リンの組み方 木を倒して滑らせて横にする 55/トビとツル 俺はオオトビがよかった 57/ソリで出す 現場があれば今でもやる 59/薪をソリで運ぶ 道なき道を曳く 63/架線集材 最初は釣瓶式 61/ワイヤーを運ぶ みんなで背負って 65/馬で出す 馬方と一緒に借りた 66
聞き書き・その六 野村 康夫さんに聞く 69
18で山に入り22で専属に 現場を転々としてから 71/伐出と造林は別物 それぞれの持ち分がある 72/地拵えは楽だった 薪を拾うから 72/植林本数は1町歩3000本 雪に負けないように 74/苗木の間隔は目見当 臨機応変に 74/苗木を隠す 近くばかり植える人も 75/お彼岸に仮植をする 根が出て土がつく 76/植え付け 5月いっぱいまで 77/土を入れる いいところから運ぶ 78/一番植えたのは杉 昔は桧がよかった 79/25年たつといい材がとれた 値段もよかった 80/冬枯れとノウサギの被害 必ず補植をした 81/寒さに耐える 手袋はなし 83/追い刈りと2度刈り 痛い思いをして教わる 83/大刈り 粗朶薪を出す 85/除 伐 下木を取り除く 86/間伐はなかった 今とは木の価値が違った 87/枝打ち 根払い、小払いの後 88/枝打ち梯子 山で作った 90/山(立木)の売り方 目通り尺締めで 92/立木(たちき) もしもの時の備え 93/何でも売れた時代 昭和30年代 93/給料と山の神 役所勤めよりよかった 94
コラム
「川流し」とは? 11/「架線集材」とは? 62/架線集材の種類と変遷(釣瓶式→カンチョウ→連送) 63
「親父」のひとりごとを聞くわけ 関岡東生 97
参考資料一覧 101
植物・森林・樹木 ランキング
植物・森林・樹木のランキングをご紹介します植物・森林・樹木 ランキング一覧を見る