目次
刑事過失論序説 過失犯における注意義務の内容
- 古川 伸彦（著）
- 第一章 はじめに
- 第一節 議論の端緒
- 第二節 理論的課題
- 第三節 本稿の構成
- 第二章 合義務的な代替行為を仮定するという思考の展開と課題
- 第一節 序説
- 第二節 刑法上の負責と代替行為
- 第三節 代替行為論の展開と限界
- 第四節 作為犯と不作為犯の区別
- 第五節 課題克服のための方向性
- 第六節 本章のまとめ
- 第三章 代置される合義務的行態の規定方法
- 第一節 序説
- 第二節 旧過失論から新過失論へ
- 第三節 新過失論から危惧感説へ
- 第四節 法の期待の主観的な限界
- 第五節 法の期待の客観的な限界
- 第六節 本章のまとめ
- 第四章 仮定的な結果回避可能性の判断方法
- 第一節 序説
- 第二節 危険増加論の思考と課題
- 第三節 仮定的危険の算定の方法
- 第四節 現実の危険の算定の方法
- 第五節 回避可能性の具体的認定
- 第六節 本章のまとめ
- 第五章 おわりに
- 第一節 総括
- 第二節 結語
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