目次
通訳者と戦後日米外交
- 鳥飼 玖美子(著)
- 第1章 はじめに
- 透明な存在、通訳の歴史
- 日本の戦後外交史における通訳
- 研究手法としてのオーラル・ヒストリー
- ライフストーリー・インタビュー
- 同時通訳パイオニア
- 第2章 これまでの通訳と翻訳に関する研究
- 翻訳と通訳
- 翻訳研究
- 通訳研究
- 第3章 日本における通訳と翻訳
- 長崎通詞から同時通訳へ
- 日本人の言語観と通訳
- 通訳訓練と通訳研究
- 通訳教育と英語教育
- 通訳教育のあり方
- これからの通訳者
- 第4章 通訳者の「ハビトゥス」
- 外国語として英語を学ぶ
- 英語学習の動機づけ
- 中学時代の英語の先生
- 戦時中の英語学習
- 捕虜との出会い
- 終戦後の英語学習
- 進駐軍の兵士から英語を学ぶ
- 海外体験
- バイリンガルとして育つ
- 英語の習得
- 批判精神
- 日本語を学ぶ
- 第二次世界大戦の体験
- 考察
- 第5章 通訳という「フィールド」へ
- 進駐軍
- 道徳再武装運動
- 日本生産性チーム
- 日米経済貿易閣僚会議
- 考察
- 第6章 「実践」としての通訳
- ライシャワー先生
- 通訳者は透明人間
- 目に見える機械として
- 「不沈空母」誤訳事件
- 日本初の女性同時通訳者
- 首相秘書官の「けれん通訳」
- 通訳者のポジショニング
- 第7章 考察-通訳の役割をめぐって
- 「声」と「文字」
- 通訳における文化的要素
- 通訳者の役割とは何か
- 終章 今後の課題
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