目次
ラテンアメリカ主義のレトリック
- 柳原 孝敦(著)
- プロローグ 「共通の場所」をめぐって
- 1 北の都会に愛の不在を嘆く
- 2 既視感
- 3 ラテンアメリカ主義のレトリック
- 4 ラテンアメリカ主義の両極−レイェスとカルペンティエールの間
- 5 私たちの位置
- 第1章 ルベン・ダリーオの災禍
- 1 事件
- 2 ホセ・マリア・トーレス=カイセードとラテンアメリカ主義の成立
- 3 ナショナリズムとラテンアメリカ主義
- 4 敵の交代−一八八九、ホセ・マルティ
- 5 一般化と洗練−一八九八〜一九一〇、ルベン・ダリーオ
- 6 配達/誤配された手紙−ダリーオ、メキシコ、そしてラテンアメリカ主義の行方
- 第2章 とまどう放蕩息子
- 1 「青い鳥」のボヘミアニズム
- 2 放蕩息子のモラル
- 3 何を買うか、どのように生きるか
- 4 百貨店、パノラマ、永遠
- 5 放蕩息子の帰還/とまどい−モデルニスモのモラルとラテンアメリカ主義
- 第3章 街灯、吊り橋、鉄塔
- 1 ラテンアメリカ主義者ホセ・マルティ
- 2 インフラストラクチュア
- 3 ジャーナリスト、ホセ・マルティ
- 4 ニューヨークのラテンアメリカ人
- 5 子供
- 6 鉄塔にひざますくこと
- 第4章 希望の行方
- 1 はじめに
- 2 マルティ「我らがアメリカ」−ラテンアメリカ主義とナショナリズム
- 3 曖昧性の彼方
- 4 希望の伝え方−ロドー『アリエル』
- 第5章 メキシコのウェルギリウス/ウェルギリウスのメキシコ
- 1 アテネオ世代のアリエル主義と二十世紀ラテンアメリカ主義
- 2 どこで、誰に向けて語るのか−知識人の位置
- 3 レイェスの歴史主義
- 4 国民感情について−ウェルギリウスのメキシコ
- 5 理念について−メキシコのウェルギリウス
- 6 古典主義的態度について
- エピローグ レイェスの息子たち
- 1 ある日の出来事
- 2 その四年前
- 3 さらにその二、三年前から
- 4 教え、受け継がれたもの
- 5 伝達に伝達をつぐ
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