第１講刑法・刑法学とは何か
- １刑法の意義
- ２刑法の成立と改正
- ３刑法と刑事訴訟法
- ４刑法の機能
- ５刑法解釈学
第２講刑法の基本思想
- １学派の争い
- ２刑法の思想
- ３犯罪の基礎理論
- ４わが国における刑法思想の展開
- ５刑法理論の展望
第３講罪刑法定主義と刑法の適用範囲
- １罪刑法定主義の思想
- ２罪刑法定主義の派生原理
- ３類推解釈の禁止
- ４明確性の原則
- ５適正処罰の原則
- ６刑法の適用範囲
- ７刑法の場所的適用範囲
- ８刑法の時間的適用範囲
第４講犯罪論の体系と構成要件論
- １犯罪論の体系
- ２構成要件論
第５講不作為犯・因果関係・過失構成要件論
- １不作為犯論
- ２因果関係論と客観的帰属論
- ３過失構成要件論
第６講故意論・錯誤論
- １故意論
- ２錯誤論
第７講違法性阻却事由
- １違法性阻却事由の意義
- ２法令行為・正当業務行為
- ３正当防衛
- ４緊急避難
- ５義務衝突・推定的同意
第８講責任論
- １責任の本質
- ２責任能力と原因において自由な行為
- ３違法性の意識の可能性
- ４期待可能性（可罰的責任）
第９講未遂犯論
- １未遂の意義
- ２未遂の処罰根拠
- ３実行の着手
- ４不能犯
- ５中止未遂
第１０講共犯の基礎理論
- １正犯と共犯
- ２共犯の基礎
- ３間接正犯
第１１講共同正犯の基礎理論と諸類型
- １共同正犯の基礎理論
- ２共同正犯の諸類型
第１２講共犯の諸問題
- １教唆と幇助
- ２共犯と身分
- ３共犯と錯誤
- ４共犯の未遂・共犯関係からの離脱
第１３講罪数論
- １罪数論の意義
- ２犯罪の個数
- ３本来的一罪
- ４科刑上一罪
- ５併合罪
- ６単純数罪
第１４講刑罰の種類・適用・執行
- １刑罰の意義と種類
- ２刑罰の適用
- ３刑罰の執行とその猶予
- ４仮釈放