目次
戦後日本の対外金融 360円レートの成立と終焉
- 伊藤 正直(著)
- 序 課題と方法
- 第1章 360円レートの成立
- 第1節 対外取引の全面禁止
- 1.対外取引の全面管理と「貿易資金」の設置
- 2.管理貿易発足後の為替相場再開論
- 第2節 複数レートの時代
- 1.制限付民間貿易の再開と為替対策
- 2.ヤング報告とGHQ/SCAPの反発
- 第3節 単一為替レートの設定
- 1.単一レート設定への旋回
- 2.ドッジの来日と360円レートの決定
- 3.外国為替管理委員会の設置と外貨資金の日本移管
- 第4節 ドッジ改革後の占領政策と日米経済協力
- 1.ドッジ・ライン以後の対日援助問題
- 2.経済復興計画審議会の設置からエオス作業まで
- 3.朝鮮特需・日米経済協力・経済自立
- 第2章 360円レートの時代
- 第1節 外為・外貨規制と外貨管理
- 1.外貨管理の対日移管とオープン勘定の保持運営
- 2.外貨予算制度と外貨収支の推移
- 3.1950年代の外貨危機
- 第2節 IMFコンサルテーションとOECD加盟
- 1.IMFコンサルテーション
- 2.OECD加盟
- 第3節 国際収支の黒字転換と資本自由化
- 1.1960年代の国際収支と輸出入の推移
- 2.漸進的資本自由化
- 第3章 360円レートの終焉
- 第1節 外貨準備の急増と円切上げ回避政策
- 1.国際通貨体制の動揺と外貨準備の急増
- 2.外貨準備増加抑制・短資流入規制政策の展開
- 3.円切上げ回避政策の固守
- 第2節 ニクソン・ショックと国際調整の難航
- 1.ニクソン「新経済政策」とそのインパクト
- 2.国際通貨調整の難航
- 第3節 スミソニアン合意
- 1.フロート制への一時的移行と為替管理の強化
- 2.スミソニアン合意に向けて
- 第4節 フロート制への本格的移行
- 1.円再切上げの回避
- 2.続く通貨調整後の不安定
- 3.フロート制への全面的移行
- 第5節 第1次石油危機と管理フロートへの移行
- 1.フロート制への対応と「265円レート」の為替政策
- 2.第1次石油危機の勃発と為替政策の転換
- 結 ブレトン・ウッズ体制とは何であったのか?
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