目次
アメリカ南北戦争時の外交 スワード外交による南部連合崩壊の経緯
- 山田 義信(著)
- 序章
- 第1章 海洋帝国構想を基礎にしたスワード外交の本質
- 第1節 アメリカ帝国の統一
- 第2節 スワードの人物像
- 第3節 内戦勃発原因
- 第4節 リンカンとスワードの対決
- 第5節 戦時外交への方針転換
- 第2章 南北戦争時の英米関係の考察
- 第1節 覇権国イギリスの大西洋勢力均衡政策
- 第2節 大西洋貿易における経済的連携の変化
- 第3節 イギリスの国内事情
- 第4節 アメリカに与えた人質カナダ
- 第5節 イギリスの南部綿花に対する位置づけ
- 第3章 南北戦争時の仏米関係の考察
- 第1節 フランスの単独休戦調停
- 第2節 休戦調停への経緯
- 第3節 メキシコ介入への経緯
- 第4節 フランスのメキシコ進駐
- 第5節 メキシコ介入の失速
- 第4章 南北戦争時のヨーロッパとアメリカの関係
- 第1節 ポーランド情勢
- 第2節 列強の南部連合に対する処遇
- 第3節 ロシアの介入
- 第4節 メキシコ政策の終焉
- 第5節 第二帝政の滅亡
- 第5章 南部連合外交に対するスワードとアダムズの連携
- 第1節 南部連合使節団
- 第2節 南部連合外交の進展
- 第3節 南部連合独立の画策
- 第4節 アダムズ駐英アメリカ公使
- 第6章 トレント号事件に関する外交関係の背景とその余波
- 第1節 事件の背景
- 第2節 一触即発の危機
- 第3節 事件の円満解決
- 第4節 事件の余波
- 第7章 海上封鎖と妄想の綿花外交
- 第1節 私掠船、海上封鎖、中立宣言
- 第2節 海上封鎖に関する議論
- 第3節 イギリスの綿花事情
- 第4節 綿織物産業労働者の窮状
- 第8章 外交環境の変転と調停の危機
- 第1節 封鎖を巡る攻防
- 第2節 綿花王に対する穀物王
- 第3節 ピーターホフ号事件
- 第4節 調停を巡る各国の思惑
- 第5節 ニューキャッスル演説
- 第6節 ヘレフォード演説
- 第7節 イギリス政府の閣内分裂
- 第8節 フランスの孤立
- 第9節 政治決着へのイギリスの模索
- 第9章 衝角装甲艦(レアード・ラムズ)の進水を巡る攻防
- 第1節 衝角装甲艦の非武装での進水
- 第2節 南部連合の海軍強化計画
- 第3節 衝角装甲艦建造で為された議論
- 第4節 衝角装甲艦勾留差し押さえ
- 第5節 衝角装甲艦騒動の結末
- 第10章 南部連合の誤算と崩壊への道
- 第1節 南部連合のイギリスからの決別
- 第2節 好機を摑めぬ調停計画と戦争の進捗
- 第3節 カナダにおける破壊活動への対応
- 第11章 南北戦争時外交政策としての奴隷解放宣言
- 第1節 奴隷制度に関する種々の見解
- 第2節 調停の動向と奴隷解放機運の高まり
- 第3節 奴隷解放宣言(布告)の意義
- 第4節 南部連合の衰退と崩壊
- 第5節 南北抗争の最終段階
- 終章
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