目次
新しい国際金融論 理論・歴史・現実
- 勝 悦子(著)
- 第1章 国際収支とマクロ経済
- 1 マクロ経済の諸概念
- 2 開放経済と経常収支
- 3 経常収支の5つの側面
- 第2章 国際収支表の作成方法
- 1 国際収支統計とは何か
- 2 国際収支の項目
- 3 国際収支表の作成方法
- 4 近年のグローバルな資金フローと国際収支
- 第3章 外国為替市場の仕組み
- 1 国際取引と外国為替市場
- 2 外国為替市場の仕組み
- 3 BIS統計からみた外国為替市場
- 4 外国為替市場での媒介通貨としてのドルの役割
- 第4章 リスクヘッジのための外国為替取引
- 1 スポット・レートとフォワード・レート
- 2 企業の為替リスク管理
- 第5章 市場介入と金融政策
- 1 市場介入の仕組み
- 2 外国為替介入と金融
- 3 マネーサプライとハイパワードマネー
- 第6章 為替レートの決定理論
- 1 為替レートの長期的均衡
- 2 為替レートの短期的均衡
- 第7章 外国為替レートと経常収支
- 1 経常収支と為替レート
- 2 弾力性アプローチ
- 3 国際収支のマネタリー・アプローチ(MABP)
- 第8章 オープン・マクロ理論
- 1 IS−LMモデル(閉鎖経済)
- 2 オープン・マクロ経済モデル−マンデル=フレミング理論
- 3 国際資本取引の自由度と政策変化
- 4 マクロ経済の政策手段
- 第9章 国際通貨制度の歴史
- 1 第一次世界大戦以前のシステム−国際金本位制の確立
- 2 金本位制のメカニズム
- 3 金本位制の崩壊と大戦間期の通貨制度
- 4 円の通貨史
- 5 戦後IMF体制とブレトンウッズ体制
- 6 IMFと世界銀行
- 第10章 ユーロと欧州の金融・財政政策
- 1 EUの歴史−ローマ条約からEUへ
- 2 通貨統合の進展−EMSのメカニズムとEMU
- 3 ユーロシステムの金融政策−制度と課題
- 4 EUの拡大とユーロの将来展望
- 第11章 金融のグローバル化と国際金融システム
- 1 金融のグローバル化
- 2 資本取引規制をどう考えるか
- 3 ユーロ市場と金融のグローバル化
- 4 国際化の進展と各国金融システムの変化
- 第12章 プルーデンス政策と規制の国際標準化
- 1 プルーデンス政策の必要性
- 2 プルーデンス政策の類型
- 3 BIS自己資本比率規制
- 第13章 通貨危機のメカニズム
- 1 アジア通貨危機
- 2 通貨危機の理論
- 3 エマージング市場特有の銀行問題
- 4 ヘッジファンド危機と市場流動性
- 第14章 エマージング諸国とさまざまな通貨制度
- 1 世界の通貨制度
- 2 為替相場制度の選択
- 第15章 世界経済危機と国際金融システム改革
- 1 サブプライム・ローン危機,リーマン・ショックと政策対応の失敗
- 2 金融規制強化へ
- 3 IMF,G20の役割,今後の国際ガバナンスのあり方
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