１基本的人権と社会福祉
- １．本書の目的と構成
- ２．構造改革の展開と権利擁護の必要性
- ３．法律と社会福祉の架け橋−社会福祉の権利を構築するために
- ４．理論的可能性
２人権の歴史と社会福祉
- １．人権の発展の歴史
- ２．憲法上の人権の類型とその相対化
- ３．福祉国家の発展の類型
- ４．課題と展望
３国際的な人権保障と社会福祉
- １．国際的な人権保障の発展
- ２．国際的な人権の類型
- ３．国際的な人権保障の仕組みと国内人権機関
- ４．課題と展望
４社会福祉の構造改革と契約
- １．社会福祉基礎構造改革
- ２．社会福祉法（２０００年）における「サービス」
- ３．福祉契約
- ４．まとめ
５成年後見制度
- １．権利擁護の柱となるシステム
- ２．成年後見に関する最近の動き
- ３．成年後見制度と自治体
- ４．社会福祉における後見制度の課題
６社会的後見
- １．権利擁護事業の経過と実績
- ２．自治体・地域における最近の動向
- ３．社会的後見の意義
７サービスの質を高める制度
- １．利用者の権利擁護と福祉サービスの質
- ２．福祉サービスと質の評価
- ３．外部評価
- ４．苦情解決制度
- ５．まとめ
８サービスの質を高める取り組み
- １．利用者の権利擁護とサービスの質を高める取り組み
- ２．東京都「経営者・チームリーダー層等マネジメント促進事業」
- ３．福祉ＱＣ活動
- ４．ＩＳＯ９００１
- ５．福祉サービスの質の向上を目指して
９虐待・ＤＶの防止
- １．虐待の実情
- ２．虐待防止法
- ３．ＤＶ（配偶者暴力）防止法
- ４．虐待・ＤＶの防止対策
- ５．今後の課題
１０グローバル化における社会福祉
- １．グローバル化と移民
- ２．移民の歴史と現状
- ３．移民の生活問題の特徴と権利侵害の実態
- ４．多文化共生社会と社会福祉
１１地域福祉とコミュニティ
- １．社会福祉と地域福祉
- ２．社会的排除とコミュニティ
- ３．住民参加とコミュニティ
- ４．地域福祉と福祉コミュニティ
１２社会福祉と行政法制
- １．社会福祉と行政
- ２．行政処分の事前手続
- ３．社会福祉と情報公開・個人情報保護
１３社会福祉と行政争訟
- １．行政争訟とは何か
- ２．行政への不服申立
- ３．行政訴訟による権利救済
- ４．国家賠償による権利救済
１４行政の公的責任
- １．福祉サービス利用契約と公的責任
- ２．変化しつつある行政の役割
- ３．公立保育所の民営化に関する裁判例から
- ４．行政の公的責任
- ５．地方自治政策の進展と社会福祉
１５権利擁護の担い手
- １．本章の問題関心
- ２．精神障害者を取り巻く現状
- ３．権利擁護に向けた課題
- ４．精神保健福祉における権利擁護の担い手
- ５．終わりに