第０章量子情報科学への招待
- ０．１古典情報科学から量子情報科学へ
- ０．２量子情報科学のさらなる展開
- ０．３量子情報科学から物理学へのフィードバック
- ０．４量子情報処理の実現へ
- ０．５本書の構成
第１章量子ビット系の量子力学
- １．１はじめに
- １．２準備
- １．３量子ビット系
第２章量子計算基礎
- ２．１「計算」とは何か？
- ２．２情報科学で必須となる数学記号・記法
- ２．３古典回路モデル
- ２．４量子回路モデル
第３章量子アルゴリズム
- ３．１Ｄｅｕｔｓｃｈ−Ｊｏｚｓａのアルゴリズム
- ３．２Ｇｒｏｖｅｒのアルゴリズム
- ３．３Ｓｈｏｒのアルゴリズム
- ３．４その他の量子アルゴリズム
第４章量子情報理論の基礎
- ４．１はじめに
- ４．２準備
- ４．３量子力学の公理系
- ４．４一般的な量子状態
- ４．５一般的な測定
- ４．６一般的な時間発展
- ４．７一般的な測定過程
第５章量子系における情報量
- ５．１はじめに
- ５．２古典系における情報量
- ５．３量子系における情報量
第６章量子エンタングルメント
- ６．１はじめに
- ６．２エンタングルメントの基礎
- ６．３エンタングルメントの定量化
- ６．４多者間のエンタングルメント
- ６．５混合状態のエンタングルメント
第７章量子通信路符号化
- ７．１はじめに
- ７．２量子仮説検定
- ７．３量子通信路符号化
第８章量子誤り訂正と量子暗号
- ８．１はじめに
- ８．２古典系での代数的な誤り訂正符号
- ８．３量子誤り訂正符号
- ８．４量子秘匿通信への応用
- ８．５量子暗号（量子鍵配送）への応用
付録Ａ線形代数の基礎
- Ａ．１記号の約束
- Ａ．２Ｈｉｌｂｅｒｔ空間と線形演算子
- Ａ．３線形演算子
- Ａ．４凸集合と凸関数
- Ａ．５テンソル積Ｈｉｌｂｅｒｔ空間
- Ａ．６演算子についてのより進んだ話題
- Ａ．７有限体上のベクトル空間
付録Ｂ演習問題解答