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目次

がんより怖いがん治療

  • 近藤 誠(著)
    プロローグ

    第1章 がんより怖い外科医の手術
    研修医時代に知った人体実験
    勘三郎さんの本当の死因は術死
    なぜ放射線治療を選ばなかったのか
    手術が転移のリスクを高める
    切れる臓器は切りたい外科
    教授の絶大な権力が生む手術偏重
    開業医になって乳房切除が増える医者
    ピンポイント照射で高額な自費請求
    サギに等しい最先端医療もある

    第2章 がんより怖い抗がん剤
    抗がん剤治療で患者を亡くした
    世界で成功例が数人の分子標的薬
    抗がん剤はもともと毒薬
    新薬の実験台にされる患者たち
    驚くほど低水準な抗がん剤の有効基準
    抗がん剤の効果を上げる論文のトリック
    製薬会社の利益は患者の不利益
    製薬会社の社員が自社の治験論文を書く
    乳がん患者の抗がん剤治療への疑問
    がんを放置しても命は縮まない
    転移しない「がんもどき」もある
    放置療法を選んで長生き

    第3章 がんより怖いがん検診
    術後の定期健診は寿命を延ばさない
    検診で見つかるがんはがんもどき
    検診の有効性を示すデータはひとつもない
    健康人を病人に仕立てる手段が検診
    検査機器会社から大学講師にもリベート
    高血圧の根拠なき基準値
    医療費の激減で死亡率が下がった夕張市
    日本の臨床医のレベルが低いわけ
    診療スキルの未熟な医者が出世する仕組み
    医学博士号は足の裏についた米粒
    眼科医が内科医にもなれる日本の医師免許制度



    第4章 乳房温存療法をめぐる戦い
    ぼくはデモシカ医者
    初めて受け持った患者は末期がん
    米国で乳房温存療法と出会う
    日本初の「がん告知」を始める
    患者に真実を伝え、治療に臨む
    患者には手術、身内には放射線治療
    乳がん温存療法の第1号は実の姉
    マスコミに温存療法を売り込む
    1度目の肩叩き
    乳がん患者を乳腺外科に盗まれる
    女性週刊誌に紹介された「奇跡の療法」

    第5章 ぼくが万年講師になったわけ
    万年講師になる覚悟を決める
    「文藝春秋」デビュー
    2度目の肩叩き
    患者のためにならない医療談合
    乳がん患者が立ち上がった
    万年講師の優雅な生活
    がん検診不要論を発信
    教授会からの謝罪要求
    明治記念館の会食「ご迷惑をおかけしました」
    教授の引責辞任劇と、教授選の舞台裏
    新教授からも肩叩き

    第6章 がんもどき理論と近藤批判
    逸見政孝さんの死と「神の手」批判
    がんが増大・転移しないケースは例外か
    がんもどき理論の誕生
    『患者よ、がんと闘うな』で医療界を敵に回す
    がんもどきつぶし
    学会でヤジが飛ぶ

    第7章 万年講師を定年退職。セカンド・オピニオン外来へ
    定年退職後に雇ってくれる病院はない
    セカンド・オピニオン外来を開いたわけ
    万年講師の居心地
    健診を拒みつづけて41年
    慶應医学部放射線科からの絶縁状
    20年後の放射線誘発がんショック
    患者に治療を強いる「がんは治る」という幻想
    人間の体の中に宇宙を見る

    終わりに

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