目次
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第1章 アフリカのマラウィ湖――開発途上国のなかの生態学
アフリカとの出会い/生態学者と地域社会/マラウィ湖国立公園/保護区を使いこなす漁民/科学を取り込み飼いならす/持続可能な資源管理に向けて
第2章 沖縄のサンゴ礁――定住する研究者
環境保全の主役はだれか/石垣島白保のサンゴ礁/レジデント型研究/地域の将来像を描く/里海としてのサンゴ礁/レジデント型研究者の位置づけと役割
第3章 里山を活かす――環境アイコン
人と自然をつなぐもの/コウノトリの野生復帰/佐久鯉の再生/シマフクロウと流域環境の再生/環境アイコンをつくりだす――長野大学の里山再生ツールキット
第4章 アメリカのコロンビア川――サケをめぐる多様な人々
地域社会のリアリティ/環境アイコンとしてのサケ/サケをめぐる知識の生産と流通/差異を維持した協働
第5章 新たな知の体系を求めて――地域環境学が目指すもの
実践的な総合科学/地域環境知/ローカルとグローバルをつなぐ/持続可能な社会への転換――科学の新しい役割
引用文献
終わりに
索引
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