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目次

怪異とは誰か (怪異の時空)

  • 茂木 謙之介(編著)/ 一柳 廣孝(監修)
    はじめに 一柳廣孝

    第1章 実話怪談にとって「怪異」とは誰か:黒木あるじインタビュー 聞き手:茂木謙之介/一柳廣孝

    第1部 怪異の機能

    第2章 表現システムとしての〈怪異〉とノスタルジア――一九二〇年代の文学的想像力と「他者」の変容 副田賢二
     1 震災と「〈死角〉空間」と〈怪異〉
     2 表象の場としての「渚」の「女」たち
     3 漏出する「匂」と「懐郷病」――〈怪異〉空間としての「玄鶴山房」
     4 ノスタルジアとしての〈怪異〉と他者性のゆくえ

    第3章 皇の奇跡――戦間期地域社会における〈瑞祥〉言説をめぐって 茂木謙之介
     1 植民地における〈瑞祥〉言説
     2 内地での〈瑞祥〉言説と天皇(制)をめぐる状況

    第4章 弱者のために怨む――川村孤松『廻国行脚怪談百物語妖怪研究』について 谷口 基
     1 反近代の世界観と人間理解
     2 崩れゆく「百物語」/消失する語り手
     3 弱者のために怨む
     4 川村孤松とは何者か

    第2部 〈外部〉のまなざし

    第5章 芥川龍之介の文学と「世紀末的な不安」――地震・帝国・怪異 小谷瑛輔
     1 芥川の時代の「世紀末的な不安」
     2 芥川龍之介「疑惑」と濃尾大地震
     3 朝鮮表象と関東大震災
     4 晩年の志賀直哉オマージュと怪異

    第6章 占領地に現れた“幽霊たち”――縮図としての火野葦平「怪談宋公館」 構 大樹
     1 幽霊騒動の発生
     2 リアリティーの所在
     3 占領地の縮図

    第7章 わたしたちのドラキュラ――横溝正史の『髑髏検校』と帝国主義 中川千帆
     1 『ドラキュラ』批評と江戸の危機
     2 西と東の出合いと文明vs非文明、科学vs魔術
     3 男たちと帝国
     4 演劇、歌舞伎とヴァンパイア

    第3部 〈亡霊〉たちの現在

    第8章 三島由紀夫とオカルト言説――「二・二六」表象をめぐって 松下浩幸
     1 〈予言者〉としての三島由紀夫
     2 三島由紀夫をめぐる「神話作用」
     3 同時代のなかの二・二六事件

    第9章 〈喪主〉としての語り――村上春樹「七番目の男」から 岡田康介
     1 「怪談」と後日談
     2 怪談会で語ること
     3 鎮魂する「怪談」

    第10章 ナラティヴの亡霊、あるいは川上弘美「花野」の亡霊論(hantologie) 高木 信
     1 構成と特徴と
     2 秩序と未練と
     3 無関心と決断と
     4 そら豆と神と
     5 語りと亡霊と

    第11章 女が語る〈産〉と怪異――三枝和子『曼珠沙華燃ゆ』における亡霊たちのフォークロア 倉田容子
     1 「ねこざんまい」――「女性原理」の幻影
     2 人口政策の近代史――「父権」の法
     3 怪異化される〈産む性〉
     4 雲ケ畑・式内厳島神社――再び「ねこざんまい」へ

    おわりに 茂木謙之介
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