目次
ルネサンス期トスカーナのステンドグラス
- 伊藤 拓真(著)
- 序論
- 第一部 諸問題
- 第1章 ガラスとその調達
- 1.ガラスの製造
- 2.ヴェネツィア産ガラス
- 3.北方産赤色被せガラス
- 4.トスカーナ産ガラス
- 5.ステンドグラス師にとってのガラス
- 6.フィレンツェ大聖堂管理局におけるガラスの調達
- 第2章 作品の実現
- 1.素描の制作とその利用
- 2.構造と画像
- 3.色彩の選択
- 4.背景の青
- 5.枠装飾と赤色
- 6.ラッカ
- 7.グリザイユ描写
- 8.シルバーステイン技法など
- 第3章 関係者
- 1.ステンドグラス師と注文主
- 2.ステンドグラスの費用
- 3.契約における画家の立場
- 4.共同制作における素描の役割
- 5.共同制作の実際
- 6.アレッソ・バルドヴィネッティとデッラ・スカルペリア工房
- 7.作品に残された署名
- 8.制作者に関するヴァザーリの記述
- 第4章 聖堂空間への設置とその後
- 1.ステンドグラスと聖堂空間の採光
- 2.画像としてのステンドグラス
- 3.大規模聖堂におけるステンドグラス装飾−ピサ大聖堂の場合
- 4.建造中の大聖堂−フィレンツェ大聖堂
- 5.同時代の補修と作品の再利用
- 6.後世における扱い
- 7.作品分析における過去の修復への対応
- 第4章補論 プラートのサント・ステファノ聖堂の図像プログラム
- 第二部 展開
- 第5章 フィレンツェ大聖堂の人物像ステンドグラス
- 第6章 フィレンツェ大聖堂の円形ステンドグラス
- 第7章 サンタ・クローチェ聖堂
- 第8章 オルサンミケーレ聖堂
- 第9章 プラートのサント・ステファノ聖堂主礼拝堂
- 第10章 ピサ大聖堂
- 第11章 シエナ周辺領域
- 第12章 大聖堂後のフィレンツェ
- 第13章 ルッカ大聖堂
- 第14章 アレッサンドロ・アゴランティと遠近法的空間の活用
- 第15章 フィレンツェのジェズアーティ会修道士工房
- 第16章 1500年前後のシルバーステインの利用
- 第17章 16世紀初頭のアレッツォ
- 結論
- 付録:アントニオ・ダ・ピサ『ステンドグラス制作術』
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