目次
エレミヤ書における罪責・復讐・赦免
- 田島 卓(著)
- 第1章 申命記史家とは誰か
- 1.1.申命記運動
- 1.2.申命記史家とは誰か
- 1.3.エレミヤ書の申命記主義的編集と申命記史家は同一の学派か?
- 1.4.申命記史家は悔い改めの説教者か?
- 1.5.前八世紀の預言者における「悔い」
- 1.6.応報倫理思想の新たな局面
- 第2章 応報倫理思想の展開
- 2.1.応報倫理的な悔い改めの条件法が孕んでしまう問題
- 2.2.キャロルによるエレミヤ書18章7−10節への評価と認知的不協和理論
- 2.3.イェレミアスによるエレミヤ書18章7−10節への評価
- 2.4.応報倫理思想と存在−神−論の暴力
- 第3章 エレミヤ書における悔い改め
- 3.1.エレミヤ書の申命記主義的編集における悔い改め概念
- 3.2.エレミヤにおける悔い改め
- 3.3.小括
- 第4章 救済の条件法
- 4.1.申命記史家における救済の教説
- 4.2.エレミヤにおける救済の要件
- 4.3.小括
- 第5章 災いの条件法
- 5.1.申命記史家における災いの教説
- 5.2.エレミヤにおける災いの条件法
- 5.3.復讐と正義への熱望
- 5.4.小括
- 第6章「新しい契約」をめぐって
- 6.1.テクスト上の問題
- 6.2.テクスト構造
- 6.3.「新しい契約」の特異性
- 6.4.「新しい契約」と申命記史家
- 6.5.ポスト申命記主義的編集説
- 第7章 「新しい契約」の哲学的解釈
- 7.1.赦しをめぐる哲学的思考
- 7.2.「新しい契約」の無条件性
- 7.3.記憶するもの:心に書き込まれたトーラー
キリスト教 ランキング
キリスト教のランキングをご紹介しますキリスト教 ランキング一覧を見る