目次
ヴィータ 遺棄された者たちの生
- ジョアオ・ビール(著)/ トルベン・エスケロゥ(写真)/ 桑島 薫(訳)/ 水野 友美子(訳)
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はじめに 「生きているのに死んでいる――外は死んでいるけれど、内は生きている」
第一部 ヴィータ
社会の遺棄地帯
ブラジル
「市民」なるもの
第二部 カタリナと文字
精神の生活
身体の社会
不平等
元・人間
家とけもの
「愛は遺棄された者たちの幻」
社会的精神病
時間の病気
神、セックス、主体性(エージェンシー)
第三部 医療記録
公的な精神医療
典型的な患者としてのカタリナの生
民主化と健康の権利
経済的変化と精神疾患
医学
人生の終わり
声
ケアと排除
移住とモデル政策
女性、貧困、社会的死
「わたしは人生のせいでこうなった」
症状の意味
薬を与えられるだけの存在
第四部 家族
つながり
運動失調症
カタリナの家
弟たち
子どもたち、義理の両親、元夫
養父母
「わたしの身体は薬のためにある、わたしの身体が」
日々の暴力
第五部 生物学と倫理
痛み
人権
価値判断
遺伝子発現と社会的遺棄
家系
遺伝学的な集団
失われたチャンス
第六部 辞書
「その下にはこれがあった、わたしが名づけを引き受けようとせぬもの」
第1巻/第2巻/第3巻/第4巻/第5巻/第6巻/第7巻/第8巻/第9巻/第10巻/第11巻/第12巻/第13巻/第14巻/第15巻/第16巻/第17巻/第18巻/第19巻
おわりに 「言葉への道」
後記 「わたしは始まりの一部、言葉だけじゃなく、人びとの」
あとがき
ヴィータへの回帰
2013年版への謝辞
謝辞
原注
訳注
訳者あとがき
参考文献
索引