目次
持続可能な経済の探究 環境経済思想の軌跡 (明治大学社会科学研究所叢書)
- 大森 正之(著)
- 第1章 自然保護の理論と実践
- 1.課題の設定と本章の構成
- 2.ミルにおける富と天恵物の概念
- 3.ミルにおける土地所有論と土地・環境倫理および自然保護論
- 4.ミルの経済学および自然保護論にたいする疑義
- 5.ミルにおけるcommons保存運動とその理論
- 6.環境経済学からみたミルの自然保護論とその実践の含意
- 7.おわりに
- 第2章 都市アメニティ保全の理論と政策
- 1.課題の設定と本章の構成
- 2.マーシャルにおける住環境問題への関心とその背景
- 3.マーシャルにおける都市住環境保全論の理論的な枠組み
- 4.マーシャルの都市アメニティ保全政策
- 5.おわりに
- 第3章 環境問題の事例・原因・処方箋
- 1.課題の設定と本章の構成
- 2.『厚生経済学』における環境問題
- 3.『厚生経済学』における環境問題の原因と処方箋
- 4.『厚生経済学』以降の環境問題への言及における独自性
- 5.ピグーの環境問題への論及における今日的な含意
- 6.おわりに
- 第4章 持続可能性の視点から見た「戦争と経済」
- 1.課題の設定と本章の構成
- 2.『戦争の政治経済学』と『厚生経済学』および萌芽的な環境
- 3.『戦争の政治経済学』の構成と概要および諸論点
- 4.『戦争の政治経済学』以降の「戦争と経済」
- 5.おわりに
- 第5章 制度派環境経済学の展開と発展
- 1.課題の設定と本章の構成
- 2.カップの研究姿勢
- 3.旧版の社会的費用論における「厚生経済学」批判
- 4.制度派の厚生経済学としての社会的費用論の改訂版
- 5.改訂版(1963年)から1976年までのカップの制度派経済学と制度派環境経済学の共進化
- 6.カップ理論の継承と発展
- 7.おわりに
- 第6章 持続可能な経済の探究の歩み
- 1.持続可能性と経済学
- 2.ケンブリッジ環境経済思想と現代
- 3.制度派およびエコロジー派の環境経済思想と現代
- 4.制度派およびエコロジー派の環境経済学と現代
- 5.おわりに:持続可能なライフスタイルに向けて
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