目次
辞世の作法 (講談社学術文庫)
- 山折 哲雄(著)
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目次)
はしがき
学術文庫版 はしがき
第一章 こころの原風景
消えゆく短調のメロディー/夕焼け信仰/山のお寺の鐘/二羽の「夕鶴」
第二章「語り」の力
歌のリズムと生命のリズム/語ること・聞くこと/フェアプレイか無私か/友情の語り方
第三章 人間、この未知なるもの
子どもの犯罪にどう立ち向かうか/放っておくと、子どもは野性化する!/犠牲と奉仕/全身運動と数学的1
第四章 私の死の作法
どのように死ぬべきか/現代の無常物語/臓器移植ははたして布施の精神の発露か/断食死こそ死の作法の出発点
第五章 精神性について
人間批評の尺度/仁侠道〈長谷川伸〉/浄瑠璃と町人道〈司馬遼太郎〉/武士道の「仁」〈新渡戸稲造〉
第六章 伝統のこころ、近代のこころ
チャンバラ映画/人間を信じる/遠景のなかの仏教/身もだえの話/人情の極致
第七章 眼差しの記憶
司馬さんの鋭い眼差し/丸山政治学と司馬文学/日本人の中の日本人/『燃えよ剣』の夕日
終章 辞世の作法
自然葬の行方挽歌の作法/一期一会の歌/挽歌の作法
「あとがき」に代えて 辞世の弁「若き魂たちよ」
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