目次
「半導体」のことが一冊でまるごとわかる
- 井上 伸雄(著)/ 蔵本 貴文(著)
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序章 半導体の世界
1 半導体は何がすごいのか?
2 半導体の種類と役割
3 半導体はどのように作られるのか
4 半導体が活躍する分野
第1章 半導体とはなんだろう
1-1 半導体より前の半導体-鉱石ラジオからトランジスタまで
1-2 半導体とはこのようなもの―温度や不純物が電気伝導率を上げる
1-3 高純度の半導体結晶を作る―チョクラルスキー法が作るインゴット
1-4 半導体の中の電子-自由電子と正孔が“電気の運び屋”に
1-5 半導体にはn型とp型がある―何をドーピングするかで決まる
1-6 p型とn型の半導体を接合したダイオード
1-7 ダイヤモンドは半導体か?-究極の半導体となる可能性もある
1-8 化合物半導体もある―高速トランジスタやLEDが作れる
第2章 トランジスタはこのようにして作られた
2-1 トランジスタを発明した3人の男-ショックレー、バーディーン、ブラッテンとそれを率いたケリーの功績
2-2 トランジスタの動作原理-ショックレーが発明した接合型トランジスタ
2-3 トランジスタの高周波化への取り組み―拡散技術を使ったメサ型トランジスタの登場
2-4 主役はシリコン(Si)トランジスタに―高温、高電圧でも安定に動作するのが特長
2-5 画期的なプレーナ技術-ICやLSIにも欠かせない技術
2-6 今は主役のトランジスタ:MOSFET-ICやLSIに使われる現在の主役
2-7 半導体素子の作り方(1)-半導体基板に回路パターンを正確に描く技術
2-8 半導体素子の作り方(2)-不純物を拡散してトランジスタを作る
第3章 計算する半導体
3-1 アナログ半導体とデジタル半導体-計算するのはデジタル半導体
3-2 nMOSとpMOSを組み合わせたCMOS-デジタル処理には欠かせない回路
3-3 CMOS回路で計算できる仕組み―0と1だけで複雑な計算ができる
3-4 ICとは、LSIとは―同じ半導体基板上に電子回路を作る
3-5 マイクロプロセッサ:MPU-日本の電卓メーカーのアイディアで誕生
3-6 ムーアの法則-半導体の微細化はどこまで続くのか?
3-7 システムLSIの作り方-大規模な半導体をどのように設計するか?
第4章 記憶する半導体
4-1 いろいろな半導体メモリ-読み出し専用のROMと書き換えができるRAMがある
4-2 半導体メモリの主役:DRAM-コンピュータの主記憶装置に使われる
4-3 DRAMの構造-MOSFETとキャパシタを同じシリコン基板上に作る
4-4 高速で動作するSRAM-フィリップフロップを使ったメモリ
4-5 フラッシュメモリの原理-USBメモリやメモリカードに使われる
4-6 フラッシュメモリの構成-NAND型とNOR型
4-7 ユニバーサルメモリへの取り組み―DRAMやフラッシュの置き換えを狙う次世代メモリ
第5章 光・無線・パワー半導体
5-1 太陽光を電気のエネルギーに変える太陽電池-太陽電池は電池ではない
5-2 発光ダイオード:LED-電気を直接光に変換するので効率がよい
5-3 青色LED-ノーベル賞を受賞した日本人3人が開発の中心
5-4 きれいな光を出す半導体レーザー-CD、DVD、BDのピックアップや光通信に使われる
5-5 デジカメの目、イメージセンサー-カメラの目として使われる
5-6 無線用半導体-ミリ波帯の電波も増幅できる半導体
5-7 産業機器を支えるパワー半導体-高電圧で動作する半導体
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