目次
余韻都市 ニューローカルと公共交通
- 中村 文彦(編著)/ 国際交通安全学会(編著)/ 都市の文化的創造的機能を支える公共交通のあり方研究会(編著)
- 1章 コンサートホールや劇場への「行きやすさ」が人々を幸福にする
- 1 文化的な娯楽と幸福感
- 2 娯楽への「アクセスのよさ」が人を幸せにする
- 3 「余韻」の意義
- 4 「交通アクセス」と「余韻」の価値
- 2章 ゆったりとした移動が都市の未来をひらく
- 1 そもそもの都市
- 2 近世江戸から近代東京に学べること
- 3 近代都市計画が示唆するもの
- 4 交通計画の歴史が示すもの
- 5 トラムタウンが好まれることの意味
- 3章 劇場と都市の変遷からみる歩行者と公共交通が連携した計画の重要性
- 1 日本における劇場施設の制度上位置付け
- 2 劇場の整備方針の変遷
- 3 劇場集積地区の実態
- 4章 海外都市から学ぶ余韻と公共交通
- 1 学ぶ意義のある三都市について
- 2 ロンドン−ウエストエンドのナイトモビリティ
- 3 ニューヨーク・タイムズ・スクエア−道路空間再配分
- 4 ウィーン都心地区−芸術都市をつなぐ多彩なモビリティ
- 5章 ニューローカルな都市と公共交通のエッセンス
- 1 「余韻」の意味
- 2 移動の意味再考
- 3 「余韻」の空間のしつらえとスケール感
- 4 文化的機能を支える仕掛け
- 5 交通システムのリデザイン−公共交通に関わる空間の意味再考
- 6 全体をつなげるための概念再構成へ
- 6章 ケーススタディ
- 1 富山市の概要−公共交通整備と中心市街地整備に努力する地方都市
- 2 富山市中心部で文化に接することができる資源
- 3 公共交通の整備と中心市街地活性化の取り組みが及ぼした効果への考察
- 4 トランジッションマネジメント
- 5 富山の中心市街地への提案
- 7章 これからの都市・余韻都市
- 1 都市の課題の再発見まで
- 2 都市デザイン、都市社会学、モビリティマネジメントの各分野からみた課題
- 3 余韻のある多様な時間を受け入れる都市の実現と展開に向けて
- 8章 ニューローカル
- 1 「ニューノーマル」ではなく「ニューローカル」へ
- 2 あるべき都市のかたちと公共交通
- 3 ニューローカル−余韻を享受できる都市「余韻都市」を公共交通で
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