１障害の問題は社会の問題である
- １．人々のための制度
- ２．障害の問題は社会の問題である
- ３．日本の障害
- ４．障害者の自立
２障害と慣習
- １．障害と慣習
- ２．『そんな色はない』〜障害は作られる
- ３．ゲーム理論的アプローチ
３愛は２人を救えるか
- １．「ものの見方」としての経済学
- ２．ゲーム理論
- ３．愛は２人を救えるか
- ４．愛はなくとも繰り返し
- ５．おれがやらなきゃだれかやる
４みんなが手話で話した島
- １．男女のせめぎ合い
- ２．カナダ，ケベック州の独立住民投票
- ３．みんなが手話で話した島
- ４．マイノリティとしての障害者と教育投資
５感染症は作られる〜ハンセン病対策の日米比較〜
- １．ハンセン病とは
- ２．ハンセン病対策の日米比較
- ３．ゲーム理論による分析
６難病は作られる〜帝国陸海軍の脚気対策〜
- １．医学制度とは何か
- ２．難病としての脚気
- ３．帝国陸海軍における脚気惨害
- ４．分析
- ５．おわりに
７みんなのための市場
- １．アトリエインカーブ
- ２．忍者の里から表参道へ
- ３．障害者と自立
- ４．支援されながら支援する
８制度をどう変えるか
- １．障害者の社会的排除
- ２．差別を解消する
- ３．社会福祉で支える
- ４．本書の後半へ
９障害者権利条約を知る
- １．障害者権利条約の正文
- ２．障害者権利条約の成立
- ３．障害者権利条約の根幹
- ４．日本の批准から対日審査へ
- ５．国連障害者権利委員会の姿勢
１０障害者差別解消法を知る
- １．障害者差別解消法の成立
- ２．不当な差別的取扱い
- ３．合理的配慮
- ４．不当な差別的取扱いと合理的配慮の関係
- ５．合理的配慮と事前的改善措置の関係
１１教育を変える
- １．就学先
- ２．親の付添い
- ３．インクルーシブ教育
１２就労を変える
- １．阪神バス事件
- ２．差別禁止義務
- ３．合理的配慮義務
- ４．障害者雇用率制度
- ５．福祉的就労
１３生活を変える
- １．自立生活
- ２．障害者権利条約第１９条と総括所見
- ３．日本の強制入院制度
- ４．強制入院の廃止の是非
１４制度を支える思想
- １．旧優生保護法訴訟
- ２．人権思想を支える原則
- ３．自律と包摂との関係
１５万人のための社会を創る
- １．自律と包摂との相克
- ２．東京大学の法人化と障害者雇用
- ３．特別制度から一般制度への昇華
- ４．おわりに