目次
藤井恵介著作集 1 日本建築史の方法
- 藤井 恵介(著)
- 第一部 研究方法論
- 一 建築史の方法についての覚書
- 二 平安初期礼堂試論
- 三 最近のアジア建築史交流動向
- 四 もしあなたが通史を書くならどうしますか?
- 五 日本建築史における「空間」概念−研究史的検討、有効性と限界
- 第二部 建築の存在理由
- 一 東大寺東南院聖宝御影堂の建設理由−俊乗房重源と権僧正勝賢
- 二 聖徳太子の建築
- 三 「称名寺結界絵図」に描かれた律宗寺院伽藍について
- 四 律宗における僧食と僧堂
- 五 日本古代の宮殿について−二つの提案
- 六 平安時代の仁和寺「本堂」について
- 七 夢見と仏堂−その礼堂の発生に関する試論
- 八 礼堂・板敷・夢見−平安時代初期の仏堂と参詣作法
- 九 中世の経蔵における聖教・文書の納置状況
- 一〇 仏教寺院の形成と諸施設の機能−インドから日本まで
- 一一 東京大学における「講堂」の成立−卒業式をどこで開催したのか
- 第三部 移築研究
- 一 方法としての移築−移築研究序説
- 二 鴨長明の住んだ方丈の土台−土台の技術論
- 三 興福寺の秀吉能施設から醍醐寺三宝院建築へ−三宝院殿堂の来歴
- 四 道路の拡幅事業と曳家
- 第四部 絵画史料論・建築色彩論
- 一 修法空間の神秘−なぜ高雄曼荼羅は紫紺地なのか
- 二 『一遍上人絵伝』の建築図は正しいのか
- 三 黒く塗られた建築−上杉本洛中洛外図屛風にみる禅宗寺院の彩色
- 四 日本建築の白
- 五 十六世紀末の建築彩色革命
- 六 建築の装飾革命−信長・秀吉・家康
- 第五部 建築指図研究
- 一 醍醐寺における建築指図調査の開始
- 二 醍醐寺の建築指図
- 三 書評谷直樹編『大工頭中井家建築指図集−中井家所蔵本』
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