ドラマスペシャル 天使の梯子【DVD】

ディスク1

1. ドラマスペシャル 天使の梯子
2. クランクアップ映像
3. PR映像集
4. 君がいるから (主題歌)

輸入食器ブランドに勤める斉藤夏姫(＝なつき　ミムラ）は10年前、最愛の姉・春妃(＝はるひ)を失い、初恋の相手・歩太の人生をも変えてしまった、つらい過去を持っている。このときから夏姫は、重い十字架を背負って生きるようになった。自分のせいで姉は死んだのではないか、歩太を壊してしまったのではないかという罪悪感に常にさいなまれてきたのだ。あれから10年…。夏姫は仕事をこなし、恋人も作り、一見、自由に生きているようにふるまっていた。過去の失恋や姉の死に縛られていないように、わざと見せかけていたのだ。そんなある日、夏姫は恋人・野上英明（神保悟志）と別れ話をしていたカフェで、教師時代の教え子・古幡慎一（渡部豪太）と再会する。夏姫は現在の仕事に転職する以前、わずかな間だが、国語教師として高校の教壇に立っていたことがあるのだ。慎一は、8歳年下の大学生。8歳下、といえば、亡くなった姉とかつての恋人・歩太（要潤）と同じ年齢差だった。夏姫の心に無性に当時の切なさがよみがえるが、そんなことは知らない慎一は「本気で俺のことを好きになってほしい。夏姫さんにふさわしい、頼りがいのある男になるから」と、一途に情熱をぶつけてくる。そんな中、夏姫は春妃が亡くなって以降、人物画を描かなくなった歩太に、また人物を描かせようと決意。歩太の絵の才能を認めている勤め先の社長、ジョン・コリンズ（MARK)に紹介しようとする。だが、夏姫の心に歩太という男の影があることに気づいた慎一は、猜疑心にさいなまれ…!? そのやさき、慎一と2人暮らしだった祖母・寿美子（草笛光子）が突然、他界する。亡くなる前夜、寿美子に八つ当たりした慎一は、祖母が死んだのは俺のせいだと、自分を責める。自らも十字架を抱えて生きる夏姫は「誰に何を言われても消えない後悔なら、自分で一生、抱えていくしかないのよ」と、慎一をやさしく抱きしめるのだった…。まもなく、慎一の高校の同窓会が開催された。夏姫も顔を出すが、その会に突然、慎一の別れた彼女・由里（葵）がやって来た。慎一は同じ大学に通う由里と2年ほどつきあっていたが、夏姫との再会を機に、慎一からきちんと別れを告げたはずだった。しかし、納得できない由里は、夏姫に「一生、許さない！」と、くってかかる。そんな由里に、夏姫は10年前の自分の姿を重ね合わせ、パニックを起こしてしまう。気分が悪いからと先に帰った夏姫を追いかけた慎一は、かけつけた歩太が夏姫を介抱するのを見て、がく然！ ついに、2人はすれ違ってしまうが…!?

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