収録作品一覧
西本鶏介児童文学論コレクション 1 児童文学時評
- 西本 鶏介(著)
作品 | 著者 | ページ |
---|---|---|
個性と色彩の開花 | 10−13 | |
リアリズムは創造世界をつくる武器 | 14−17 | |
戦争と人間をテーマに | 18−22 | |
“物語的楽しさ”への志向 | 23−28 | |
児童文学の中の“子ども像” | 29−33 | |
児童文学作家・ジャンル別展望 | 34−38 | |
質の高いユーモア文学 | 39−43 | |
児童向け歴史小説から | 44−48 | |
物語のリアリティとは | 49−53 | |
現代にどう再生するか | 54−59 | |
より豊かな“心の地図”を | 60−64 | |
少年期体験の読まれる理由 | 65−69 | |
名実そなえた新人作家を期待 | 70−74 | |
幼年童話の面白さとは | 75−79 | |
新鮮さに欠ける“大人もの”作家の本 | 80−84 | |
カッコよく頼もしすぎる児童文学の子ども | 85−89 | |
魔法という武器の新鮮で力強い再生を | 90−94 | |
動物への愛着の冷酷さを見据えた物語を | 95−99 | |
新しい世界観に欠ける日本のファンタジー | 100−104 | |
いまなお新鮮なアンデルセン童話 | 105−109 | |
現存作家も出し始めた個人全集 | 110−114 | |
認識の低いノンフィクション作品 | 115−119 | |
“子どもばなれ”の傾向 | 120−124 | |
研究と批評のけじめをはっきりと | 125−129 | |
小説の醍醐味を味わわせる短編集を | 130−134 | |
なぜ少年マンガ誌が読まれるのか | 135−139 | |
読書運動・組織の本の選定基準は? | 140−144 | |
自我と現実の中に現実批判を | 145−149 | |
社会の悪を安易な主題としてよいか | 150−154 | |
保育者的発想の童話は一考を | 155−159 | |
研究そのものは批評ではない | 160−164 | |
児童書にもくる文庫本時代 | 165−169 | |
直接的な教育の道具ではない童話 | 170−174 | |
安定した作品が揃う | 175−178 | |
色あせた本格的リアリズム作品 | 179−183 | |
喜んではいられない文庫本入り | 184−188 | |
「コドモセンゾ」と共に死の国へ 那須辰造の滋味深い短編集 | 189−193 | |
風土性に欠ける地方作家の作品 | 194−198 | |
丸谷訳『猫と悪魔』刊行を機に考えたい表記法 | 199−203 | |
読者である子どもを含むゼミナールを | 204−208 | |
大人をも楽しませる外国の作品 | 209−213 | |
自己形成物語の多い最近の長編作 | 214−218 | |
無風状態に過ぎた一年 | 219−221 | |
質量共に豊かな長編小説が集中 | 222−226 | |
次々と展開する幻想の世界 新制中学第一期生の青春時代 | 227−230 | |
テーマは追い求めるものではない | 231−235 | |
数多い児童文学賞の交通整理を | 236−240 | |
面白い歴史小説の少ないのはなぜか | 241−245 | |
しみじみとした情感が伝わる 友情あふれる子どもの世界を描く | 246−249 | |
今日的テーマを巧みに料理 奇想天外の愉快な空想物語 | 250−253 | |
体験を通して描いた長編小説 ユーモアのあるナンセンス作品 | 254−258 | |
子どもの冒険への夢もりあげる ほのぼのと暖かく美しい童話 | 259−262 | |
さわやかな感動を与える力作 生きることの意味を鋭く問う | 263−266 | |
中堅作家に力作が集中 | 267−269 | |
子どもの生き方の原点描き出す 独特で強烈な個性感じさせる | 270−273 | |
少女の内面を詩情こめて描く 本を読む楽しさ示してくれる | 274−277 | |
鋭く豊かな感受性を持つ詩集 イメージの豊かな世界を展開 | 278−281 | |
新鮮味がある型破りのユーモア 詩情こめて子どもの感覚描き出す | 282−285 | |
確かな詩人の目を感じさせる いきいきとした説得力を持つ | 286−289 | |
ひときわ新鮮さを感じさせる クイズを交えての愉快な童話 | 290−293 | |
少年の日の感激を描き出す 土地の言葉で語られる昔話 | 294−297 | |
確かな感動を与えてくれる 笑いの中に悲しい子どもの心が | 298−301 | |
生きることの意味を鋭く問う 衰えをみせない迫力ある描写 | 302−305 | |
異国での生活を感動的に描く 疎開生活を描いた心打つ絵本 | 306−309 | |
原始林の聖者の本質をあばく キリシタン弾圧事件を描く | 310−313 | |
肉親に寄せる思いの深さ描く 美しい詩情をたたえた童話集 | 314−317 | |
思い思いの姿勢の作品 | 318−320 | |
豊かな社会性を持つ幼年童話 新味はないが誠実な筆づかい | 321−324 | |
新しさはないが個性的で骨太 子ども同士の爽やかな友情物語 | 325−328 | |
幼児の感情が弾むように伝わる 幼い日の思いを丹念に映し出す | 329−332 | |
民俗学者としての暖かい目で 素晴らしい自然のドラマを描く | 333−336 | |
すぐれたファンタジー集める シャープな感覚を持つ短編集 | 337−340 | |
野性味あふれる笑いを絵本化 新鮮で感動的な話に仕上げる | 341−344 | |
手ごたえ感じさせる創作民話 人間の持つやさしさを伝える | 345−348 | |
自然や動物への暖かい思い たくましさを持つ子ども像 | 349−352 | |
市場の雰囲気いきいきと描く 一級のノンフィクション文学 | 353−356 | |
隣人愛の美しさを語りかける はなやかに彩られた幻想世界 | 357−360 | |
読んでおきたい作品を揃える 庶民の哀歓を淡々と描き出す | 361−364 | |
乏しい個性ある作品 | 365−367 | |
土に生きるものの原点 | 368−371 | |
人間のおろかさ抉った意欲作 風変わりな発想もつ幼年童話 | 372−375 | |
真摯で迫力のあるドラマ 庶民の怨念がこもった本 | 376−379 | |
体験に基づいた感動的な物語 太平洋を横断した少年の日記 | 380−383 | |
本格的な小人物語の力作 幻想に似た過去への遡行 | 384−387 | |
離農する人達の姿を描く ユニークな個性の言葉絵本 | 388−391 | |
家出をさわやかに描く 幼い詩人たちの作品集 | 392−395 | |
「校定新美南吉全集」(全12巻)の刊行 | 396−398 | |
心をとらえるズッコケ三人組 落語や民話を素材の短編集 | 399−402 | |
日本現代詩のアンソロジー 海に生きる人々の生活描く | 403−406 | |
優れた子ども版民俗学書 人間社会思わせるサル | 407−410 | |
力作が相次いだ年 | 411−413 | |
障害児の現実の姿を見る 濃密な生活感がみなぎる | 414−417 | |
万華鏡のような不思議さ 言葉がひとりでに動き出す | 418−421 | |
現実と空想のたくみな交錯 中学生の肉声に耳を傾ける | 422−425 | |
次々イメージ広がる絵本 人間による教育の大切さ | 426−429 | |
大人になった娘との生活 「青葉学園物語」の最終編 | 430−433 | |
生命の尊さを静かに問う 今日的テーマをSF風に | 434−437 | |
質より量が目につく | 438−440 | |
愛の本質をメルヘンで 観念でない戦争の真実 | 441−444 | |
熱い思いを込めた自伝 性格づけにユニークさ | 445−448 | |
浮世絵師写楽の謎ときに挑戦 写真と文のユーモラスな絵本 | 449−452 | |
独特の美しさの短編集 みずみずしい成長小説 | 453−456 | |
ノンフィクションの絵本化 社会性持つ愛の冒険物語 | 457−460 | |
猫を通して人生を象徴 幼児の感情を色で描く | 461−464 | |
相次いだ個人全集 | 465−467 |
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