“モノクローム・プロジェクト”の商品一覧
“モノクローム・プロジェクト”に関連する商品を30件掲載しています。1 ～ 30 件目をご紹介します。
二番地の内田さん 前田利夫詩集 （ブックレット詩集）
- 前田 利夫 （著）
- 税込価格：1,430円
- 取扱開始日：2023/07/21
- 発送可能日：要確認
- 一方のはじまりから 終焉にむかう わずかな直線のなかに 仮面をつけた顔はある（「顔」より） ２０１１年から２０２２年までの、おもに散文的な詩を中心に収録した第３詩集。【「TRC MARC」の商品解説】
聲 小松正二郎詩集 （ブックレット詩集）
- 小松 正二郎 （著）
- 税込価格：1,320円
- 取扱開始日：2022/11/01
- 発送可能日：1～3日
- 文明の冬 二十一世紀は 白く すっかり死蠟に覆われてしまいました あなたの指先に点ったかすかな明かり 原子の灰の中からロゴスの鳥が蘇る 果たして基督は死んだのか？ （「基督抹殺論」より） 詩集。【「TRC MARC」の商品解説】
生と死のあわいに迷子 田中淳一詩集 （ブックレット詩集）
- 田中 淳一 （著）
- 税込価格：1,320円
- 取扱開始日：2022/06/17
- 発送可能日：24時間
- 鏡は見ない 僕は上手に笑えなくなった 腹の底から笑えなくなった ひきつった笑顔は笑顔ではない 割れた鏡のそれぞれに ぎこちない笑顔の僕たちがうつっていた（「笑って」より） 詩集。【「TRC MARC」の商品解説】
生の練習 前田利夫詩集 （ブックレット詩集）
- 前田 利夫 （著）
- 税込価格：1,430円
- 取扱開始日：2022/04/27
- 発送可能日：1～3日
- 誰もいない路上 灰色の靴音を ききながら歩くと 乾いた響きのなかに はじめて 夜が生まれる（「距離」より） ２０１１年ころから２０２１年までの作品をまとめた詩集。【「TRC MARC」の商品解説】
十年鍋 木村孝夫詩集 （ブックレット詩集）
- 木村 孝夫 （著）
- 税込価格：1,320円
- 取扱開始日：2022/03/09
- 発送可能日：1～3日
- 留守にしてから十年が過ぎた 長い長いご無沙汰 津波で破壊された家は 悩んだが同じ場所に新築した 防潮堤で遮られた海 夜になると潮騒の声が聞こえる（「悔いが酸化する」より） 詩集。【「TRC MARC」の商品解説】
ねむらないバスにゆられて 石川敬大詩集 （ブックレット詩集）
- 石川 敬大 （著）
- 税込価格：1,540円
- 取扱開始日：2021/07/15
- 発送可能日：要確認
- 衣替えの六月 ねむらないバスにゆられて ねむりこんだ乗客のなかで ひとり めざめていた 直前のバスで母がいってしまったから かなしみの朝靄がひろがる（「ねむらないバスに乗って」より） 詩集。【「TRC MARC」の商品解説】
宇宙の闇のソの渦の中 篠原義男詩集 （ブックレット詩集）
- 篠原 義男 （著）
- 税込価格：1,320円
- 取扱開始日：2021/01/06
- 発送可能日：1～3日
- 井戸の底のオレのヘドロが 時として流レ出す 掌の中に小さくナッて ションボリとしていた 重い海原が 時として溢レ出す 何としても書きタイのだ 渦巻き猛ル オレのヘドロを（「掌の中で」より） 詩集。【「TRC MARC」の商品解説】
幻力 詩集 （ブックレット詩集）
- 一色 真理 （著）
- 税込価格：1,540円
- 取扱開始日：2020/11/12
- 発送可能日：1～3日
- 母はくも膜下出血により意識を失い、浴槽の中で裸体のまま溺れ死んだ。その日、ぼくはもはや抵抗する力を失った母の肉体を、さびしい犯罪者のように見下ろしていた。（「幻力」より） 詩集。【「TRC MARC」の商品解説】
母の詩 詩集 （ブックレット詩集）
- みやうち ふみこ （著）
- 税込価格：1,320円
- 取扱開始日：2020/11/12
- 発送可能日：1～3日
- あなたのプリン一つ食べる。ぼ〜っとしている感じだったので確認はしなかった。背中をさすると、うとうとうとと。（「あなた」より） お母さんの看護日誌形式で書かれたユニークな散文詩集。【「TRC MARC」の商品解説】
生きた亡者 （ブックレット詩集）
- 為平 澪 （著）
- 税込価格：1,540円
- 取扱開始日：2020/11/12
- 発送可能日：1～3日
- そこには多くの家族がいて 大きな机の上に並べられた 温かいものを食べていた それぞれが思うことを なんとなく話して それとなく呑み込めば 喉元は 一晩中潤った（「台所」より） 詩集。【「TRC MARC」の商品解説】
朝と世界は相性が悪い （ブックレット詩集）
- 舟橋 空兎 （著）
- 税込価格：1,650円
- 取扱開始日：2020/04/07
- 発送可能日：1～3日
- 朝と世界は 相性が悪い きちんと朝起きられたら の話だけれど 夜と世界は共喰いしている 夜が自分の住処だと 勘違いしてる 世界なんて なんの意味もない（「朝と世界は相性が悪い」より） 詩集。【「TRC MARC」の商品解説】
しあわせなはいじん （ブックレット詩集）
- りょう城 （著）
- 税込価格：1,320円
- 取扱開始日：2020/02/14
- 発送可能日：1～3日
- 君の青いくちびるは いつかのプラタナスの葉のよう 美しすぎて 動けねえよ けれどもわたくしの書く手紙は ドップラー効果で 角々折れ曲がり ぐんぐん冷えてパリパリ（「プラタナス」より） 詩集。【「TRC MARC」の商品解説】
四角いサボテン 根本紫苑詩集 （ブックレット詩集）
- 根本 紫苑 （著）
- 税込価格：1,210円
- 取扱開始日：2019/11/07
- 発送可能日：1～3日
- 調律がはじまる ドードー ドードー あかいほっぺが泣いた泣いた あやす背の低い女は 不思議な音色の喉を鳴らして 窓口に座るマスクがぼそっと ワンさん ワンさん（「調和」より） 詩集。【「TRC MARC」の商品解説】
みらいのおとなへ 関明夫詩集 （ブックレット詩集）
- 関 明夫 （著）
- 税込価格：1,540円
- 取扱開始日：2019/10/11
- 発送可能日：1～3日
- ひとりぼっちでいることは かぎりなく自由であること この世でただひとりのきみ もうどんな束縛からもはなたれて ひろい世界をはばたいていく（「ひとりぼっち」より） “みらいのおとな”へ夢や希望をかたる詩集。【「TRC MARC」の商品解説】
こどな 鈴木茂夫詩集 （ブックレット詩集）
- 鈴木 茂夫 （著）
- 税込価格：1,375円
- 取扱開始日：2019/08/16
- 発送可能日：1～3日
- 〈こどな〉とは造語で こどもとおとなの間という意味である 林と畑の境界には根の侵入を防ぐための溝が掘られていた その溝に横穴を掘り 火遊びをした（「こどな」より） こどなの心と思える作品を集めた詩集。【「TRC MARC」の商品解説】
あまのしずく 沢村俊輔詩集 （ブックレット詩集）
- 沢村 俊輔 （著）
- 税込価格：1,540円
- 取扱開始日：2018/12/04
- 発送可能日：1～3日
- ビルの谷間を歩く うつむいた顔をあげると桜が見えた その奥には池があり 葉を落とした桜の木は 外来種の幼虫にむしばまれながら 生気の失せた池の周りで立ちすくんでいる（「都会」より） 詩集。【「TRC MARC」の商品解説】
アナンジュパス （ブックレット詩集）
- 舟橋 空兎 （著）
- 税込価格：1,760円
- 取扱開始日：2018/11/07
- 発送可能日：1～3日
- あなたを深く傷つけたいから もうしばらくこのまま わたしは わたしを身捨てずに わたしに寄生していくことにします（「プロフェーティア」より） ３２編を収めた詩集。【「TRC MARC」の商品解説】
ただし、物体の大きさは無視できるものとする 野田順子詩集 （ブックレット詩集）
- 野田 順子 （著）
- 税込価格：1,430円
- 取扱開始日：2018/08/31
- 発送可能日：1～3日
- ぜったいにぼくたちがかくれちゃいけないのは それは 氷山の底 あんなに深くて寒くて暗いところには行っちゃいけない たとえ鯛やヒラメの舞い踊りが見られるよと言われても（「かくれんぼ」より） 詩集。【「TRC MARC」の商品解説】
ストークマーク （ブックレット詩集）
- 犬飼 愛生 （著）
- 税込価格：1,320円
- 取扱開始日：2018/08/28
- 発送可能日：1～3日
- 【小野十三郎賞詩集部門（第２１回）】コウノトリの嚙み跡まだある？ と私に確認させる君 息子の首の後ろの赤い痣 コウノトリに咥えられて運ばれるときにつくという その痣を（「ｓｔｏｒｋ ｍａｒｋ」より） 子を産み育て、母になった著者の詩集。【「TRC MARC」の商品解説】
リフレイン 鹿又夏実詩集 （ブックレット詩集）
- 鹿又 夏実 （著）
- 税込価格：1,320円
- 取扱開始日：2018/07/25
- 発送可能日：1～3日
- 少年が 死んだいもうとのため 弔いのうたのようなものをうたうと 波はようやく静かになった 平和には生贄がいる だれも裁くことはできない（「横浜リフレイン」より） 第１詩集。『詩と思想』等掲載を修正し単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】
カバの本籍 みやうちふみこ詩集 （ブックレット詩集）
- みやうち ふみこ （著）
- 税込価格：1,320円
- 取扱開始日：2018/03/29
- 発送可能日：1～3日
- ま〜るく かたく 折りたたまれていた緑のおりがみ ゆるんでゆるんで今朝はかざぐるまみたい ほら 天を仰いで笑っているよ（「ひまわり」より） これまでの歳月、日常を綴った詩集。【「TRC MARC」の商品解説】
ぼくと冴 ものがたり詩集 （ブックレット詩集）
- 北川 清仁 （著）
- 税込価格：1,540円
- 取扱開始日：2017/11/15
- 発送可能日：1～3日
- ながい間 あなたを待ったの 四十万の昼と夜を そのあいだ わたしは ずっと ほほえんでいたわ（「ほほえむ冴」より） “冴”という縦糸で綴るものがたり詩集。【「TRC MARC」の商品解説】
冴 詩集 （ブックレット詩集）
- 北川 清仁 （著）
- 税込価格：1,540円
- 取扱開始日：2017/11/15
- 発送可能日：1～3日
- アネハズルという小さい鶴の仲間がいる シベリアやチベット高原で繁殖し 越冬のためにヒマラヤを越えてインドに渡るそうな（「風の鳥」より） 詩集。【「TRC MARC」の商品解説】
羊水の中のコスモロジー 詩集 （ブックレット詩集）
- 舟橋 空兎 （著）
- 税込価格：1,760円
- 取扱開始日：2017/10/11
- 発送可能日：1～3日
- 生きるということは 自動詞ではなくて 他動詞なのだと審判されてから 眼に触れるものすべてが 怖ろしくなった 微風のための微風は噓で 生きるための労働は詐欺だ（「死と生の亜脱臼」より） 詩集。【「TRC MARC」の商品解説】
そして彼女はいった−風が邪魔した。 横山黒鍵詩集 （ブックレット詩集）
- 横山 黒鍵 （著）
- 税込価格：1,650円
- 取扱開始日：2017/07/14
- 発送可能日：1～3日
- なつかしい道でした 泥の色さえも 降り続く雪は この詩が途切れるまで きっと やんでいてくれる（「結晶」より） 「ａｎｄ」「ｓｈｅ」「ｓａｉｄ」「。」の４章から成る詩集。【「TRC MARC」の商品解説】
白くてやわらかいもの．をつくる工場 奥主榮詩集 （ブックレット詩集）
- 奥主 榮 （著）
- 税込価格：1,540円
- 取扱開始日：2017/04/07
- 発送可能日：1～3日
- 君が 自分では 覚えていない間の 君の全ても 僕は とても好きだった（「藁の家」より） 「暗がりのぬくもり」「行き止まりの時代」「白くてやわらかいもの．をつくる工場」の３章から成る詩集。【「TRC MARC」の商品解説】
福島の涙 木村孝夫詩集 （ブックレット詩集）
- 木村 孝夫 （著）
- 税込価格：1,320円
- 取扱開始日：2020/06/18
- 発送可能日：要確認
- 家の形をなくした家の悲しみと 戻って来ない留守の家があって 津波で破壊された防波堤が あの時の続きのように横たわっている（「宿題」より） 東日本大震災による津波被害とメルトダウン−。震災詩をまとめた作品集。【「TRC MARC」の商品解説】
世界の終わりの日 草野理恵子詩集 （ブックレット詩集）
- 草野 理恵子 （著）
- 税込価格：1,320円
- 取扱開始日：2019/09/30
- 発送可能日：要確認
- 崖の中腹に僕の家はあった その崖にへばりつくように何軒かが並び 下の家の様子が見えることがあった そこには足だけが見えた 白い足とそうでない足が絡まり 何本も何本もあるように見えた（「白い足」より） 詩集。【「TRC MARC」の商品解説】
デラ・ロッビア・ブルーの屋根 松井ひろか詩集 （ブックレット詩集）
- 松井 ひろか （著）
- 税込価格：1,320円
- 取扱開始日：2017/11/15
- 発送可能日：要確認
- 天へ屹立する白樺の森が黄金に色づく季節 茜色に染まるモスクワ中心部にある団地の一室で 宴が始まる 画家 陶芸家 ガラス工芸家の友人四人で開いたささやかな個展（「モスクワの宴」より） ２４篇の詩を収録する。【「TRC MARC」の商品解説】
スパイラル 葉山美玖詩集 （ブックレット詩集）
- 葉山 美玖 （著）
- 税込価格：1,320円
- 取扱開始日：2017/04/10
- 発送可能日：要確認
- あしたの夕方に とても大事にしてくれた人がいなくなって つめたい夜が来るから 豆乳鍋をひとりでつつきながらわたしは 初めて、自分が本当は何をしたいのか考え始める（「鍋」より） ２１編を収録した詩集。【「TRC MARC」の商品解説】
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