大衆心理FX―精神・心理のスペシャリストが突き詰めたFXトレードの結論

<概要）>

FXとうまく付き合っている人が知っている2つの「心理」があります。

1つはトレーダー自身の心理。そしてもう1つはFX市場にベットする無数のプレイヤーたちの総体としての大衆心理。とくに個人のトレーダーは大衆心理に逆らうようなトレードをしても報われることはまれで、大衆心理に乗ったトレードこそ期待値が高く、利幅を拡大します。

本書は、人間心理のスペシャリストがFX市場で長く収益をあげていくためのトレードルールと、その自動化プログラムを公開。確立されたトレードルールはシステマティックに機能するもの。そして専業トレーダーでも入門者でも誰がやっても再現可能なものです。

FXトレーダーにとっての勝ち方の「結論」を本書が提示します。


＜こんな人におすすめ＞

・FXトレーダーの方

・トータルで利益を残せる武器を持ちたい方

・トレードの自動化に興味がある方


＜目次＞

Chapter 1 FXと大衆心理

　　1-1 FXにおける大衆心理の捉え方

　　1-2 為替市場での値動きそのものが大衆心理で、チャートはその表現形

　　1-3 価格や値動きが大衆心理に影響を及ぼす

　　1-4 トレーダーは大衆心理に逆らう必要はない

　　1-5 大衆心理がどのようにチャートに現れるか

Chapter 2 大衆心理とトレーダーの心理

　　2-1 大衆心理に対してトレーダーの心理はどうあるべきか

　　2-2 感情のマイナスから逃れて大衆心理に乗るために

　　2-3 トレード手法・ルールの自信を支えるのは徹底した検証

Chapter 3 FXとエッジ

　　3-1 エッジとは、利益を生み出すための優位性が存在すること

　　3-2 値動きの性質が違う銘柄ごとにエッジを探す

　　3-3 エッジのあるトレード手法は未来を予想しているものではない

　　3-4 エッジが存在するかどうかを検証する

　　3-5 ファンダメンタル分析でエッジを得ることは可能か？

　　3-6 テクニカル分析でエッジのあるトレード手法を確立する

　　3-7 アノマリーを利用することも検討する

　　3-8 エッジがあれば完璧に勝てる、わけではない

Chapter 4 エッジを見つけて「自分のトレード手法」を作る

　　4-1 エッジのあるトレード手法を確立するために必要なこと

　　4-2 エッジのある可能性が高い、標準的なトレード手法

　　4-3 エッジを見つけてマイトレードルールを作る必要性

　　4-4 順張りのトレード手法でトレードルールを考えてみよう

Chapter 5 私が採用しているトレード手法・トレードルール

　　5-1 マイトレードルールを公開する理由

　　5-2 「bol-HLt」のトレードルールの仕組み

　　5-3 「bol-HLt」のバックテスト結果を分析する

　　5-4 「bol-HLt」のアウトオブサンプルテスト

　　5-5 パラメータを変えて、「bol-HLt」の4つの設定を検証

　　5-6 フォワードテスト（＝実運用）から見えてくること

Chapter 6 トレードの自動化に挑戦する

　　6-1 FXトレード自動化の考え方

　　6-2 トレードルールを自動化する方法

　　6-3 自動化を補うために手動トレードのサインを送る

Chapter 7 自動売買プログラムの運用、検証は自分でできる

　　7-1 MT4を動かせるFX口座を複数作る

　　7-2 いつでも自動売買できるように設定する

　　7-3 長期データを使ったバックテストでEAを検証する

Chapter 8 長期でFX口座を運用するための資金管理と心のあり方

　　8-1 資金管理の基本は数字と逆算

　　8-2 FX口座での資金管理の実際

　　8-3 トレード自動化と正しい「心のあり方」