量子力学がわかる

（概要）
現在までに、進展しているエレクトロ二クス技術（ナノテクノロジー技術、ナノデバイス技術）は量子力学に依るものであることは間違いありません。いまや理学系・工学系の学部学生にとって必要不可欠な分野となっています。勉強する上で最大の障壁は、量子力学の基本原理の理解とそこで使用される数学です。この辺が、初学者の方には分かりづらいかもしれません。本書では、あまり厳密な議論は行わず、実践的な量子力学の勉強法を修得することを目指しています。量子力学に慣れることからはじめます。そして、量子力学では、何を計算し、そこから何が理解できるのかを学びます。

（こんな方におすすめ）
・高専、理工系大学生
・量子力学に興味のある一般の方

（目次）
第１章　量子力学までの道のり

第２章　古典力学から量子力学へ

第３章　量子力学の原理

第４章　シュレディンガー方程式

第５章　１次元系の井戸型ポテンシャル

第６章　１次元系の調和振動子

第７章　３次元系の井戸型ポテンシャル

第８章　水素原子

第９章　トンネル効果

第１０章　角運動量の量子化

第１１章　近似解法

第１２章　進んだ話題