儲かる物理 ～人生を変える究極の思考力～

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物理は力学が土台、長さと時間と質量。
水銀から陽子を一個とると金になる。
ニホニウムはビスマスに亜鉛を打ち込み、83+30の核融合でできた。ただし寿命は1万分の3.4秒。

タングステンは比重が金とほぼ同じ。金メッキして金地金に見せかけられる。

サイクロイド曲線、タイヤが一周するときの一点の軌跡。トンネルはこの曲線上が一番早い。

3物体の運動方程式は解けない＝3体問題。

ラプラスの悪魔＝運命は決まっている＝は量子力学で否定された。シュレジンガーの猫。

ブラックジャックが一番払い戻しが高い。ベーシックストラテジーに従うと勝てる。
カウンティング＝カードに点数をつけて、出たカードの合計でチップを変動させる。
ディーラーがバーストする確率はほぼ30％。

アインシュタインは光電効果でノーベル賞を受賞した。

ブラウン運動＝分子が花粉に当たってランダムに動く現象。正規分布に従う。

会話に含まれるポイントはせいぜい3点、4点だと焦点がぼける。覚えられない。

シャルルの法則＝気体の体積は温度を1度上げると、0度の時の1/273倍、増加する。

氷水とお茶の熱移動でエントロピーは増大する。
エネルギーは保存するがエントロピーは増大する。
でたらめさが増大し、熱的死に向かっている。
ペットボトルを再生すると、エントロピーは増大する。

ウラン235を1グラム核分裂すると、質量が減少する。e=mc2によって熱が発生する。
ウラン235がウラン238に変わる。高速増殖炉はプルトニウムを消費しながらプルトニウムを新たに作り出す。

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基本的な物理の法則を簿記（エネルギー保存則）や煩雑さ（エントロピー）を通して勉強することができた。ただ、公式を覚えるのではなく、なぜそうなるのかを論理的に考えるのが重要だと感じた。非常にいやらしい話だが、物理や数学を教えるときに本書のようにお金を絡めて教えると定着するのではと感じた。

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高校の物理の復習になりました。物理をこうした日常生活の事例を題材にして考えると理解しやすいです。儲かるという書名についてはどうでしょうか？この本を読んだから儲けるノウハウが身につくかどうかはわかりません。多分無理だと思います。ただ、物の考え方の多様性を身につけるには良い本です。