九谷　宮本忠夫・雅夫父子展

日本橋店　3階ギャラリー
2020年11月25日（水）～11月30日（月）　　
9：30～20：30　（※最終日は15時閉場）
＜入場無料＞
作家在廊日：宮本雅夫　全日在廊（11：00～19：00）

宮本忠夫先生は、絵付けを始めて65年。未だ尽きぬ向上心から作品は更に精微さを増しています。ため息の出る美しい作品は、まさに「超絶」という表現が当てはまります。佳作の為、日頃目にする機会が著しく少ないその作品は「幻の九谷」とも言われ、大変貴重な展観となります。
また、幼い頃からその「美」と「背中」を感じ取って来た宮本雅夫先生は、伝統の技術は勿論のこと、その表現にご自身の息吹を取り入れた作品を生み出し、数々の賞を受賞されています。
一切の妥協を許さない二人の作品、そして、父から子へ伝え継ぐ心と技を是非ご高覧ください。

画像：宮本忠夫「九谷色絵鶴亀文珈琲碗皿」

宮本忠夫
１９２８年　京都市生まれ
１９５０年　石川県無形文化財保持者二代松本佐吉氏に師事
１９７９年　第２６回日本伝統工芸展初入選
１９９０年　第１３回伝統九谷焼工芸展優秀賞
１９９１年　日本工芸会正会員認定
　　　　　　現代作家美術展(旧五都展　東京美術俱楽部他)委嘱
２００１年　伝統からの創造２１世紀展(東京美術俱楽部他)委嘱　　

宮本雅夫
１９７１年　石川県小松市生まれ
１９９６年　東京藝術大学美術学部卒業
１９９９年　日本工芸会正会員認定
２００５年　文化庁派遣新進芸術家在外研修員として渡伊
２０１４年　第３７回伝統九谷焼工芸展　大賞
２０１８年　第１１回現代茶陶展　TOKI織部奨励賞
　　　　　　第６５回日本伝統工芸展出品作　宮内庁買上
２０１９年　第６６回日本伝統工芸展出品作　宮内庁買上

画像：宮本雅夫「緑彩真麗線文鉢」