【エッセイ・日記文学を楽しむ】「古賀及子が愛読しすぎているエッセイ・日記本たち」フェア開催中です！

母・息子・娘、3人暮らしの愉快で多感な日々を描いた日記エッセイ『ちょっと踊ったりすぐにかけだす』が、「本の雑誌」が選ぶ2023年上半期ベスト第2位に輝いた、今注目のエッセイスト・古賀及子（こが ちかこ）さん。その第2弾となる日記エッセイ『おくれ毛で風を切れ』（素粒社）と、もう1冊のエッセイ『気づいたこと、気づかないままのこと』（シカク出版）の2冊同時刊行を記念して、古賀さんがふだん愛読しすぎているエッセイと日記の本を選んでいただいた「古賀及子が愛読しすぎているエッセイ・日記本たち」フェアを地下1階文芸書コーナーにて開催しております。選びぬかれた名エッセイ・日記文学の数々をぜひこの機会にお楽しみください！

フェアでは、古賀さんが「日記文学のほとんど代名詞であり、金字塔である作品、なんだけど、選んだ。単純にめちゃくちゃ好きだ。」という武田百合子さんの『富士日記（上・中・下）』（中公文庫）や、「考えのひとつひとつが誠実で高潔で、ぼうっとして憧れる。宝の書だ。」という多和田葉子さんの『言葉と歩く日記』（岩波新書）、保坂和志さんの『書きあぐねている人のための小説入門』（中公文庫）など、古賀さん愛読のさまざまなエッセイと日記の本が紹介されています。それぞれの本の紹介が載った無料ペーパーもご用意しておりますので、ぜひ一緒にご覧ください！

「古賀及子が愛読しすぎているエッセイ・日記本たち」フェアは3月末頃まで開催しております。日を追う毎に微かなリズムが与えられ増幅していく、日記の面白さを真正面からあぶりだした13のエッセイと日記をご用意しております。ぜひお楽しみください！