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フェア 丸善  京都本店

開催日時:2024年03月23日(土)~2024年04月30日(火)

【大人も子どももおすすめ】「エーリヒ・ケストナー没後50年記念フェア」を開催中です!

『飛ぶ教室』や『エーミールと探偵たち』、『点子ちゃんとアントン』、『ふたりのロッテ』、『どうぶつ会議』など、子どもたちへの優しいまなざしと、大人や社会への批判精神を持ち続け、数々の名作を生み出したドイツの児童文学作家、エーリヒ・ケストナー(1899-1974)。今年没後50年を迎えるのを記念して、ただいま地下1階話題書コーナーにてケストナーの代表作を集めたフェアを開催しております!ときにはチクリとするけれど、温かいメッセージのこもった作品に、大人も子どもも、きっと励まされます。ぜひご覧ください!

ケストナー作品を子どものころに読んだという方も多いかと思いますが、その作品は決して児童文学だけにとどまりません。『どうぶつ会議』(岩波書店)は、第二次世界大戦後、世界平和のために国際会議がひらかれますが、少しも成果があがらない人間たちを見て怒った動物たちが、北アフリカの動物会館にあつまって、動物会議をひらこうと決心するという物語。スローガンはただひとつ「子どもたちのために……」。動物たちのかわいい絵柄ながら、大人たちは何をしているのかとハッとさせられる、子どもたちの未来を祈るケストナーの絵本です。また、ナチ政権下、迫害を受けながらも屈せずにドイツにとどまり書くことを続けたケストナーは、皮肉とユーモアたっぷりに戦時の人間模様を描き出し、いまなお繰り返される戦争の愚劣さを訴える『終戦日記一九四五』(岩波文庫)や、痛烈な独裁体制のメカニズムを暴く渾身の戯曲『独裁者の学校』(岩波文庫)なども残しました。こちらの作品もぜひご注目ください。

「エーリヒ・ケストナー没後50年記念フェア」は、4月末頃まで開催しております。
昔読んだなつかしい名作の数々を読み返すのもよし、タイトルは聞いたことがあったけれど読んだことがなかった作品を手に取ってみるのもよし、大人になってからまた違う視点で触れてみるもよし。ぜひこの機会にケストナー作品に出会ってみてください!

2024/03/25 掲載

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