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書店員レビュー一覧

丸善・ジュンク堂書店・文教堂書店の書店員レビューを100件掲載しています。120件目をご紹介します。

検索結果 100 件中 1 件~ 20 件を表示

書店員:「ジュンク堂書店福岡店スタッフ」のレビュー

ジュンク堂書店
ジュンク堂書店|福岡店/MARUZEN 福岡店(文具)

麦本三歩の好きなもの 住野よる (著)

麦本三歩の好きなもの

彼女は生きているのか、死んでいるのか

『君の膵臓を食べたい』では、病気を治すために臓器を食べるという思想が元になっていましたが、今回は図書館で働く女性が主人公です。『君の膵臓を食べたい』のように、生死がテーマではありませんが、彼女の描写からは生きているという感じがあまりしないように思います。確かに、チーズ蒸しパンを食べ大好きな本の匂いを嗅ぎ、朝寝坊して仕事で失敗し恐ろしい先輩には怒られ、優しい先輩の働く姿勢に感動する。生きている人間のことを書いているはずなのに、この麦本三歩さんはどこかキャラクターのようで、彼女が図書館に閉じ込められた人間のように思えるのです。
象徴的な章は彼女が書庫に閉じ込められる場面にあるように思えます。その描写も暗闇と、彼女の心象風景ばかりなので、彼女がどうなったかが一瞬良くわかりません。もしかしたら恐ろしい先輩も優しい先輩も日常のキラキラしたものも、生きているから感じられるものではなく、死んだもの、書物の側から見たからここまでキラキラしているのではないかと思えてきます。彼女の印象的なせりふ、「今度から最初に残す二割をちょうだい」は、生きている人間が考えつけるせりふとはあまり思えません。

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